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今回の企画で岡崎にある気になるスポットにみんなで足を運んでみようという案が出た。
りょうが前々から気になっていた 昼はカフェで夜はバーになるというところに行くことに
「バー行く？」
りょうがみんなにそう尋ねるとみんなうん、と頷く
撮影可能かアポを取らないとな
「ちょっと電話して聞いてくる」
そう思っているとデキる男、りょうはすぐに電話しに行った
「撮影OK出ました」
てなわけで早速今日の夜行こう、ということに
「宵の明星っていう名前のバーなんだけどね
オーナーの人がめちゃくちゃ若くて美人って噂」
りょうのその言葉にいつもの俺なら浮ついた心でお店に向かうんだろうけど最近はもっぱらあの子のことしか考えられない。____
少しワクワクする気持ちの中にはまたあの子に会えるのではないか、という期待が含まれる
「じゃあ行くか」
本当に歩いて行けるくらいの距離だから助かる
いざ着くと
【宵の明星】という看板が出されたこじんまりとした建物が目に入った
まずりょうが先に入りオーナーの方とお話をする
そしてりょうが扉を開けると、カランカランと枇杷を象った鈴が俺たちを出迎えた
『いらっしゃいませ』
ニコリ、と微笑む彼女
「え………………………」
「どした？てつや」
ゆめまるが俺の顔を覗き込む
俺はなるべく平常心を保とうとするが心臓はどんどん鼓動を早める
なんであの子が………………？
『本日はご来店ありがとうございます
ドリンク何になさいますか？』
他のみんながカクテルを注文する中俺はじっとその子の顔を見つめる
周りの音なんて耳に入らず、ただただ彼女の顔を見つめる
「てつや！！！！飲み物」
「あっ…ああっ………えーっと…ジントニックで」
変なてつや、ととしみつに呟かれたけど気にしない
「えーっ、オーナーさん軽く自己紹介をお願いします！」
りょうがそう言うと彼女は少し照れ臭そうにはにかみながら口を開いた
『Aと言います。今年23歳です
えーっと……何話せばいいですかね？あ、好きな物は枇杷です
よろしくお願いします』
ぺこりと頭を下げる彼女
俺たちもよろしくお願いします、とつられて頭を下げた
Aさん………俺より4つ年下……
これが運命か、な…？
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あ おき(プロフ) - Mrs.ぱんぷきんさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2021年2月19日 8時) (
レス) id: e52f2c52a7 (このIDを非表示/違反報告)
Mrs.ぱんぷきん(プロフ) - 待っておりました…！こちらの作品も楽しく拝見させていただけたらと思います！更新お疲れ様です！頑張ってください！！！ (2021年2月19日 0時) (レス) id: 3c19ec381c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あ おき | 作成日時：2021年2月18日 21時
