ハグ厨、ハグ中。

◆浮気ドッキリ ページ3

今回はジェルに手伝ってもらいます。


ジェルか莉犬か迷ったんだけど暇そうだったからね。ジェルにした。




LINEの内容は既に浮気っぽいものにしてある。

Aさん仕事早いね天才だね。



つまり、あとは仕掛けるだけってことです。


頑張る。





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さとみ「Aたん何してんのん」


『…ん？』





やっぱりきた。


さとみはこうやってスマホ弄ってるだけで嫉妬して構ってくる。




不自然に画面を隠しながらポッケにしまった。

私上手くね。





さとみ「何してたの？」


『いや、別になんもない』




いつもなら『ゲームしてた〜』とか『動画みてたー』とか言うんだけど、今回は言わない。


さとみならね、こうやって普通にしてても気付くから絶対。

だっておかしいし。




『なに？どうかしt「黙って」んぐ！？』




人差し指で唇を抑えられたかと思ったら突然の真顔。




さとみ「A、嘘ついてるよね。それも大きな悪い嘘。」


『な、なんの事かなぁー…』




あまりにも真っ直ぐした目で見てくるから、少し罪悪感に苛まれて目を逸らした。




さとみ「目逸らした。マイナス5点」


『え？』




さとみ「瞳孔が開いた。マイナス10点」


『ちょ、どういう事』




さとみ「焦りの早口。マイナス5点」


『！！』





恐るべき洞察力。


すると何を思ったのかさとみは私の胸へ手を当てて、





さとみ「鼓動が速い。マイナス10点」



さとみ「ちなみに俺の場合、マイナス30点以上の減点なら俺が納得できる説明するまでキスの刑だけd『すみません！ドッキリです！！』」






こんなん叶うはずがない。


鼓動の速さとか…





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さとみ「は？ジェルとLINEまでしたの？」


『うん、これみて』








『どう？すごいでしょ！』


さとみ「Aとこんな会話出来るなんて…羨まし…」







さとみ「あ、あとAやっぱ胸無いんだn…」

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