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『野菜…人参とジャガイモと玉ねぎ…
ブロッコリーも欲しいな。後は鶏肉。』
カゴを持ち、迷いなく店内を進んでいく七瀬。
京「貸せ。」
カゴを引ったくる。
案の定驚いた顔をする七瀬はまた申し訳なさそうな顔をした。
京「んだよ、この方がお前買い物しやすいだろ。」
『すみません…』
コイツはいつも謝る。
何も悪いことしねえのに。
それが嫌でしょうがない。
京「謝んな。言葉間違えてんだろ。」
七瀬の顔は思案顔に変わり十数秒、
パッと弾けるように此方を見上げた。
『ありがとうございます…？』
京「おう。」
コッチのが大分いい。
空いた手で七瀬の頭をぐしゃぐしゃに掻き回した。
その後も買い物はスムーズに進んだ。
店を出て次は七瀬の家へ向かう。
家が近くなる毎に七瀬の口数は減り、表情も硬くなった。
七瀬の家の前に着いた。
昨日の車はまたある。
車内に人影がないということは多分七瀬の父親は家の中だろう。
七瀬の目線の先を辿ると
京「なんだ、これ…」
七瀬が世話してた花壇は割られてぐちゃぐちゃになっていた。
七瀬を見やると唇を噛み締めて震えていた。
京「どうしても無理なら逃げてこい。
俺ならお前のこともお前の母ちゃんも絶対否定しねえ。」
弱々しく縦に振られた首。
何もしてやれねえもどかしさに内心舌打ちをした。
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イナゴの佃煮(プロフ) - 零さん» そうなんです！狂犬ちゃんすごくイケメンなんです！！気づいてくださってありがとうございます！！ (2018年12月24日 21時) (
レス) id: 0b6026706d (このIDを非表示/違反報告)
零 - やだ狂犬ちゃんイケメン (2018年10月12日 22時) (レス) id: 2f47d31780 (このIDを非表示/違反報告)
イナゴの佃煮(プロフ) - ルピさん» コメントありがとうございます！！うちの夢主ちゃんと京谷くんは純粋可愛さ100%製ですので、伝わってめっちゃ嬉しいです！更新頑張ります！！ (2018年9月30日 20時) (レス) id: 0b6026706d (このIDを非表示/違反報告)
ルピ - 狂犬ちゃんも七瀬ちゃんも可愛い！続きが気になる！頑張ってください！ (2018年9月28日 17時) (レス) id: 30b6ed0508 (このIDを非表示/違反報告)
イナゴの佃煮(プロフ) - お眠のねむさん» コメントありがとうございます！！京谷くん可愛いですよねぇ…推し認定ありがとうございます！イナゴは美味しくいただいてくださってとても嬉しいです、本望です(( (2018年8月25日 17時) (レス) id: 0b6026706d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イナゴの佃煮 | 作成日時：2018年4月26日 7時
