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おかえり.3 ページ41

夕方の5時をすぎた頃、
仕事を終えた私は愛犬の散歩に行く。


少し先の散歩道で見える小学校には、
屋根付きのベランダに置かれた数本の笹。

笹の葉にはたくさんの短冊や飾りがつるされ
風にゆらゆら揺られている。

窓には可愛い彦星と織姫の
イラストが飾られていた。



今日は七夕🎋



意味のある今日という日が、
私の大切な愛する人と、大切な友人の門出になる。





多くの人が彼らを待ち望んでいたであろう。

欲張りなのはわかっているが
私もその1人にさせて欲しい想いで
今日という日をとても楽しみにしていた。






想いに耽って散歩から帰宅すると
夕方6時を回っていた。


「え!やばい!やばい!行かなくちゃ💦」


そんな独り言を言いながら
不思議そうに見つめる愛犬の視線を横に
急いで準備をする。



太陽はまだ隠れず、
すこし湿度が高い気温の東京。

私の焦りと緊張が混じった身体に
たくさんの汗をかかせる。



「じゃぁ、お母さん!(愛犬の名前)!わたし行くねー」

母「はいはい、いってらっしゃい!
  紫耀くんにお母さんも見てるよって伝えてね!」

「本番間近でそれどころじゃないと思うw」

母「あら、そうよねwでも紫耀くん、じんくんなら大丈夫だね!」

「かっこよく、可愛く、2人らしく決めてくれると思う^^!
 行ってきまーす」



こうして心拍数も高めながら
汗もなかなか引かないまま、
高層階へのエレベーターにのり
紫耀くんの部屋に向かう。


厳重なロックを専用のカードキーで通過し
いつもよりなんだか重たく感じる玄関の扉を開けた。

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設定タグ:King&Prince , 平野紫耀 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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ミチル(プロフ) - コメントありがとうございます♡変換部分なのですが私が見ても特に問題なく;;私はiPhoneなのですが、たまに別端末で機種依存があるみたいです;;占ツクのバグかもしれないのでちょっとしたら改善されるかもです😭 (7月4日 1時) (レス) @page8 id: 9139b359fa (このIDを非表示/違反報告)
明音(プロフ) - 長文失礼いたしました、 (6月25日 8時) (レス) id: 34063c247f (このIDを非表示/違反報告)
明音(プロフ) - 毎日欠かさず拝読させて頂いてます。ところで、変換されてない部分(セキュリティは万全です含む)ちょこちょこあるのが気になります。愛犬の名前も入力したのに愛犬の名前ってそのまま入っていたり...。。少し読み返してみると良いかもです!d('∀'*) (6月25日 8時) (レス) id: 34063c247f (このIDを非表示/違反報告)
明音(プロフ) - 初コメ失礼します。最近紫耀くんの小説が減っているので、書いて頂いてありがとうございます。 (6月25日 8時) (レス) @page10 id: 34063c247f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミチル | 作成日時:2023年5月10日 2時

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