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「結婚式するの？」
「うん！」
Aは結婚式するに決まってる。だってお姫様だもん。
白いドレスを着て、微笑むAが想像出来る。
でもその横に立つのは俺のよく知らない男。
知ってはいるか。
大学でちょこちょこ見たし、Aの横にいるのも見た。
そいつがAの横にたつんだ。
「ゼクシィ買っちゃったよね」
「幸せそうだね」
大我の言葉には一切汚れがないのに、俺はどこかでまだ他の男と幸せになるAの幸せを望めてない。
結婚式までに、心からおめでとうと言えるようになるかな。
Aに初めて彼氏ができた高校の時から、付き合いたいとかは思わなくなったけど、Aの横には大我と俺が一番似合うだろって思っちゃうんだよね。
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作者名：yurima | 作成日時：2023年10月25日 18時
