貴方のことが好きな女は嫌いですか？ (ページ50)

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A 『...ふふふっ』

あんまりにもテンパっている井口さんについ
笑ってしまった

A 『そんなにワタワタしなくても...(笑)』

A 『結婚は出来ませんけどまた私で良かったらご飯作りますよ』

理｢え！本当に？！やった！！
あ、今日ってこの後予定ある？｣

A 『今日は..... なにも無いはずです。
美遥と拓耶さんは一緒に居たいだろうし
私いたらおじゃま虫だし
ぼちぼち帰ろうかな、なんて思ってたところです』

理｢じゃあさ！俺服買いに行きたいんだけど
付き合ってくれない？？｣

A 『いいんですか？？
井口さんが良いなら、私行きたいです！』

理｢俺が誘ってるんだからいいに決まってんじゃん！もう！可愛いな！本当に！！｣

A 『...(笑)
こういう時はあしらっとげいいんですかね？』

理｢きゅ急に冷たい！ひどい！

じゃなーくーて！もうAちゃん出掛けられる？
2人が起きちゃう前に出掛けちゃお！！｣

てかまだ11時前じゃん！じゃあ美味しいお昼ご飯ご馳走しちゃうね！なんて言いながらウキウキしてる井口さん。

私の推しは本当に可愛い。(笑)

ってか冷静に考えたら推しとデートじゃん...
今日死ぬのかも.......

A 『えーっと... 軽く化粧したいのであと20分くらい後なら出れます！』

理『じゃあ俺１回家帰って着替えてくるからゆっくり準備してて。ここから歩いて10分位のとこだから
30分で帰って来れると思うし』

A 『はい！じゃあ支度して待ってます』

理｢じゃあ行ってきます！またあとでね。｣

A 『はい！またあとで』

理｢...Aちゃん。そこは行ってらっしゃいって言って欲しいな～～～｣

A 『...え。えっと...

井口さん行ってらっしゃい/////』

理｢そんな照れられるとこっちまで照れちゃうよ//
Aちゃん、行ってきます｣

バタン (ドアの閉まる音)

はあ... 緊張した... 変な汗かいちゃった...
はっ！井口さん帰ってくるまでに急いで準備しないと！！！！

┈┈┈┈┈【2】に続く┈┈┈┈┈