貴方のことが好きな女は嫌いですか？ (ページ39)

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ライブが終演しても
拓耶さんの親友さんが来ることは無かった。

美遥｢せっかくチケット取ってくれたのに
間に合わなかったね｣

拓耶｢あ！連絡来てて外で待ってるだって！

じゃあ2人とも会場から出ようか｣

ライブを全力で楽しんでしまったせいで
わりと疲れちゃった...(笑)
どうやら美遥も燃え尽きてるみたい

この後ちゃんとご飯行けるかな...？
そもそも親友さんどんな人なのかな。

ってか拓耶さんに着いてきたけど
...出口そっちじゃないような

と思ったらスタッフさんと話してる。

A 『...あ！拓耶さん。出口はあっち...』

拓耶｢あ！ごめんごめん。こっちでいいんだ｣

というとスタッフさんに促され
"関係者以外立ち入り禁止"とかかれた扉を開け
入っていってしまった。

拓耶｢あ！美遥ちゃんもAちゃんもこっちこっち！｣

美遥と思わず顔を見合わせた。

美遥｢？？？？？と、とりあえず行ってみようか｣

2人で重い扉を開けると
拓耶さんが誰かと親しげに話しているようだった

美遥 (小声)｢もしかして今日来る人ってスタッフさんなのかな？？だから関係者席用意してくれたのかな、｣

A (小声)『私もそんな気がしてきた。なんかあっちの方で誰かと話してるみたいだし』

拓耶｢あ！2人とも！こっちこっち！
俺の親友紹介するよ！｣