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井口さんと分かれたあと、
いろいろと頭が追いつかず
とりあえず座った駅のベンチで放心状態になってしまった。
ピロン♪
ーーーーーーーーーー
健太 : 仕事終わりそう。
健太 : 17時くらいに俺ん家まで来てくんない？
ーーーーーーーーーー
通知音でふと我に返り
スマホを開くと 健太からだった。
A (17時って..... 15時に合流出来るかなって勝手に期待してたけど、そこまで早く終わんなかったか〜〜〜
にしても 17時までなにしよう。ちょっとお腹すいてきたな
井口さんと分かれたのが11時位だったから
軽くお昼食べちゃおっ.........て え？)
14:48
何気なく確認した現在時刻に
A は驚いた
体感的に 放心状態だったのは30分ほどだと思っていたが
実際は 3時間以上経っていたのである。
A 『もしかしたら全部夢だったのかも.....』
あまりにも幸せだった時間は
とてもリアルな夢だった。
そう考えるのが妥当な気がして
余計なことを考えるのはやめにした。
A 『さーて、どっかで軽くご飯食べて
健太の家行こっと。』
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作者名：。 | 作成日時：2020年4月9日 22時
