貴方のことが好きな女は嫌いですか？ (ページ2)

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A『あーーーーーー King Gnuのライブ外れたーーーー！！』

美遥｢私も...。二次募集の応募にかけるしかないね｣

親友の美遥とご飯に来ていたが、
King Gnuのライブの当落に2人揃って落胆。

美遥｢彼氏と別れたあとのヌーのライブ落選はしんどい。あー本当にしんどい。｣

A『まあまあ... ヌーのライブはまだチャンスあるから頑張ろ？ね？元彼のことなんか忘れて推しのために働こ？？』

美遥は数週間前に彼氏と別れたばかりだが、
親友から見て正直、見る目がない。
だからこそ美遥には少し恋愛をお休みして欲しい所である。

美遥｢そうだね。でもね、Aと違って長く付き合ってる彼氏がいる訳じゃないから推しですべてチャラになるなんてことないの！だから私はこの婚活サイトに登録しようと思う！！！｣

そういって美遥はサイトが開かれたスマホを見せられた。

A『...え？婚活サイト？？？そのサイト本当に大丈夫？危なくない？？出会い系とかではないの？』

美遥｢大丈夫。男女共に月額制だから誰でも良いなんて人ほとんど居ないだろうし、なにより婚活サイトに登録してるってことは結婚を前提に付き合うって目的で登録してる訳だから大丈夫！｣

美遥の根拠の無い自信はどこから湧いてくるのか、分からないところではあるが
使ったことの無いサイトを頭ごなしに否定するのはどうなのか。と思い、一旦様子を見ることにした。

A『とりあえず、美遥になんかあってからじゃ嫌だからちょっとでも危ないと思ったらすぐに解約するんだよ？気をつけてね、本当に！！』

美遥｢わかったよ。心配してくれてありがと。｣