悪魔を召喚しようと思ったら、陰陽師の霊が出てきました。【オリジナル】

第六話　Who are you？ ページ8

[この俺様を呼んだのは誰だ…]

「あなたは…

誰ですか！？」

[……いや、お前が召喚したんじゃないのか？]

「悪魔召喚は私がやりました。
でも変なレイヤーが出てきたので…」

[いや、コスプレじゃないからね？！]

『A様、こいつは(多分)悪魔です……』

[おい、(多分)じゃねぇぞ]ｲﾗｯ

「しかしまぁ、見た目はコスプレした人間…」

[人が気にしてる事言うな……]ｼｸｼｸ

『人って言った』ﾆﾔ

「人って言った」ﾆﾔ

[ひ、人じゃないもん……]ｼｸｼｸ

『…何しに来た』

[いや、呼ばれたから]

「で、名前は何ですか？」

[名前か？聞いて驚くなよ！]

『「ｺﾞｸﾘ」』

[俺様の名前はベルゼブブだ！！]

「知ってる？」

『いいえ』

[何故？！あのサタンの右腕だよ？！]

『ルシファーなら知っておりますが…』

「右に同じく」

[クソルシファー！！！]

『あっ、しかしルシファーは墮天使なのでは？』

「あぁ、そっかー。じゃあ、悪魔は知らない」

[嘘だろ…]ｼｸｼｸ

「あー、また泣く」ｲﾗ

[あの…契約は……？]

『はい？』←黒いオーラ

「残念ながら私には星が居るので…」

[そうか、なら…
お前の魂を喰ってやろう…]

「『……………』」

『…怖くないですね(笑)』

「迫力の欠片も無い(笑)」

[うぅ…]ｼｸｼｸ

「あぁ、もう分かったから泣くな！」

[…え？]

『いけません、A様！！』

「えーいいじゃん！こんないじめがいのある奴そんな居ないよ！」

[契約したらお前を虐めてやる]ﾆﾔﾘ

『あぁ？』←黒いオーラ

「で、何をすればいいの？」

[お互いの首に印を着けます]

「はい？」

悪魔くんのプロフィール→←第五話　再チャレンジ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す