【ONE PIECE】守りたい (ページ12)

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１０話　気をつけろページ12

私が思いっきり笑ったら、周りで見ていた船員達も集まってきてまぁ、いろいろ話した。
あんがい、普通に話してきたので歓迎されてないってのは私の勘違いだったりして。。。

その後は皆と楽しく飲んで、、、いや、私はオレンジジュースしか飲んでないけど。
未成年だしねー。オレンジジュース好きだし。←

とにかく、宴が終わって皆各自部屋に戻っていった。
そしてふと気づく。

『私の部屋って何処？』

「あぁ。そういや決めてなかったな。」

側にいたエースが言った。

「それなら親父が物置を好きに使えって言ってたよぃ。」

続いてマルコが言った。

「物置って“あの”物置か？！」

「よぃ。」

二人の顔には汗が流れていた。

『何？物置がどうかしたの？』

「と、とりあえず行くよぃ。」

と私の質問には答えずマルコが歩き出した。
そして続いてエースも「あ、あぁ。」と言ってマルコの後を歩き出した。
何も分からず私も二人の後を付いていく。

　
　
　
「ここが物置って言っても今からAの部屋なんだが。」

エースが物置の前で私に説明をする。

『ふーん。』

と言って物置のドアノブに手をかけたとたんエースが「ちょっと待った！」と止めてきた。

『何？』

とエースの方を向くと、はるか遠くにエース、そしてマルコまでもがいた。

『え？何？何でそんな遠くにいるの？！』

「あ、もう開けてもいいぞ。」

「気をつけろよぃ。」

マルコの“気をつけろ”という言葉を聞いて何か開けるのが恐ろしくなったが、自分の部屋となるので開けないわけにはいかない。

とりあえず。息を飲み、一度深呼吸をしてドアを開けた。

　
　

　

　

　
『ぎゃぁぁぁああああああああああ。』

いきなり、そう、いきなり。ドアを開けたとたん、雪崩が起きた。
物置に入れられてたものが私に襲いかかってきた。
逃げる暇もなく雪崩の下じきになる。

「ドンマイだ。A。」

「これからがんばれよぃ。」

遠くでそんな声が聞こえた。

知ってたなら教えろよ！！！