＿＿＿＿恋の争奪戦＿＿＿＿ (ページ11)

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きゅーページ11

私達が真剣な言い合いをしていたら(本人達にとっては真剣)

先「おーい、お前らもう座れー」

と先生が言ってきた

もうそんな時間かぁ

って、まって先生、いつからいたの
知らなかった…

いつの間にか来ていた先生に驚きながら席についた

席についてからは先生の退屈な話とかで終わった

キーンコーンカーンコーン

『んぁー！一時間目終わったーー！！』

私は授業が終わると同時に大きな声と伸びをする
伸びっていいよね！いつもしちゃう
あ、でも授業中でもするわ

「おーーーーい！椿ーーー！」

お、この声は

『なーにー？棗ーー！』

絶対棗だ
どうしたんだろー
まぁいつも来てるんだけどね

棗「次体育やろ？更衣室行こ！！」

あー！忘れてたー………はぁあ
いや、別に体育嫌ってわけじゃないよ？けどさ、色々めんどくさくない？準備とか準備とか準備とか……

準備だわ

『ん、そうだね行こ』

そう言って棗がいる廊下に出る

と………

「ｷｬｰｰｰ！」

「カッコイーー！」

「あっ……好き！」

なんだこりゃ

どうしたお前ら
てか更衣室に行くためにはそこ通らなきゃいけないんだけどなー
邪魔だなぁ

棗「な、なんやこれ」

『んー……』

ﾌﾌ、私が小さい棗の代わりに見てあげよう(約158cmのやつ)

『あーね、原因あいつらだわ』

棗「ん？あいつら？どっちの？そらまふ？うしさせ？」

『うしさせ』

そう、あの、顔がなんであんなに良いのか不思議になるグループ？

浦島坂田船

この名前は学校中の誰もが知ってる
もちろん、私も

まぁ、友達になるまで居るのは知ってたけど名前は知らなかったんだけどねw

棗「うわー、なんでおるんよ、これから体育やって言うのに坂田達も居るし、わしのクラスの女子も居るってどう言うことやねん」

『さぁ、イケメンは大変だからね』

志「あ！！やっほーー！」

お、誰か見つけたか、やっと更衣室行けるな……あ、浦くんだ、かっこい

って、こっち見てる？志麻さん？
いや、違う違う、見てない見てない

『……ふぅ、棗、まだ時間あるし少し寄り道してこうか』

棗「お！ええやん！」

志「え！？ちょ！椿ちゃん！？」

うぉい！？