転生したので猫被ることにしましたが

【聞いてぇええ！？】[え、なにうるせぇ]【皆さ、ごめんなさいって早く言うとごめんなしゃいにならない？】[…ならないね]【うっそん】[ほんと☆]【キモ】[あ”ぁ”？] ページ15

咲ちゃんだお！
……あぁ
どうしよう

咲「どうしよ！ど、どどど！？」

秋「いや日本語喋れ」

あれ？でもさ？

咲「その子達が今中３とは限らない」

そうだよ！フッ！あったまいぃー！

秋「喜んでるとこ悪いけど、受験会場でさっきの子達とくっそそっくりさん見つけちゃってたんだわ」

うぉーい！

咲「なんで！なんでそーゆーことしちゃうかなー！あー！あー！いやー！」

秋「うるっせぇなぁ」

咲「てかどうするの？ばれちゃったじゃん」

秋「大丈夫じゃない？」

は？何いってんの？
僕優等生やってんだぞ？

咲「なにその無駄に自信満々な話し方……え？何怖い」

秋「怖いわけないない」

咲「で？何を根拠にそんな風に言いきれるの？」

秋「ﾌｯ……おいおい」

え、何その口調、怖い…もっと言えばキモい((あ、僕もやってたやw

咲「な、なにさ」

秋「猫かぶり、なめてんのか？お？」

めちゃくちゃ煽るじゃん、うざ

てか

咲「猫かぶりなめる？はっ、なわけあるかぁああ！」

秋「そうそう、今までさ、俺達、自分でも、周りからも『天才か！？』って思われるほどの完璧な猫かぶりしてたんだぜ？」

おおおおお！！
そうか！

咲「うん！そう言えば！そうだったな！うんうん！」

秋「よし、そのいきだ！」

ﾌﾌｯ猫かぶり、簡単に偽れて、簡単に騙せちゃうんだもん、楽しすぎてやめらんない

咲「やっぱり、やめらんないねぇー」

秋「ん？猫かぶり？」

咲「うん、今素を知っててほしいのはまりたんだけ、多分これからも」

秋「ん、俺も、れーちゃん以外信じらんない、今だけはかもだけどな」

うん、他のやつなんか信じられない、表だけで仲良くしてる風にしてればいつかわかる他人の素顔
すぐに悪口言ってさ、嫌われたくないから、はぶられたくないから、¨苛め¨られたくないから
どんな状況でも無視をする、本当に醜いよ

咲「まりたん…」

秋「ん？なぁに？れーちゃん」

咲「ずっと、ずっと一緒にいような！」

秋「おう！ずっと一緒！」

知ってるよ
ずっと一緒なんて叶わないことくらい
けど、今は、そう思い込ませなきゃ、自分に思い込ませなきゃ、やってけないんだよ…

……
これ以上書きたいの書いたら文字数足らないので次へGO！

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