そんなヒラが好き

お歌【こーヒラ】 ページ5

「あー！疲れた！ヒラー」

「はいはい、ココアどうぞ」


編集が終わり、疲れた様子のこーすけ

すかさず私特製のココアを渡す

幼馴染だからこそ知ってる好きな牛乳の量

そして、隠し味の蜂蜜

疲れた後はこれがないと無理だわ、とか言いながら味わって飲むこーすけ


「大丈夫？最近いろんなやつに出演してたりするから忙しいでしょ」

「うん、疲れた。でも好きでやってるから」


大丈夫だぜ、と頭を撫でられる

ここが、普段いじられ役のこーすけのかっこいいところ

そして、そんなこーすけを支えたいと思う


「そんな頑張っているこーすけのために、私が1日中つく日をプレゼントー！」

「え？」

「だから、1日何かに付き合うよ」


洗濯、料理、掃除など

幼馴染だからもう、何が嫌で何が嬉しいのか分かってる

そう説明すると、じゃあ、お願いと頼まれた

よほど疲れたのだろう


「いつがいい？」

「休みの日な、確認するわ」


スマホを開いてスケジュールの確認

そして、顔を上げたこーすけ


「次の週の日曜日がいい」

「わかった。任せてよ」


約束を取り付けたあと、私はフジと実況を取る約束をしていたのでその場を去った

後から、大まかな予定のメッセージが送られてきたので、これから準備しようと思った

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