初めまして5 ページ22
北｢Aさん以上の女性には出会ったことがありませんし、仮にいたとしても僕にはAさんしかありえないんです。言葉では伝わらないかもしれませんが、これからの時間をかけて見ててくださると嬉しいです｣
パ｢ふふっ、答えじゃないね｣
北｢すみません｣
パ｢だが嫌いじゃないよ。その答えは。言葉にするのは簡単だからね。Aのこと頼むよ。北斗くんの前でももしかしたら強がってるかもしれないが、本当は人一倍脆くもあるんだ｣
北｢脆い....ですか？｣
パ｢…今じゃ笑顔が増えて後輩からも慕われてるようになったそうだけど、昔はねそうじゃなかったんだ｣
それは慎太郎は知ってるけど俺が知らない時代のAのことだとすぐに分かった
そして見させていただくアルバムで気になってた中学時代のAの写真がないこと
その時期の話なんだろう
パ｢気になっただろ？空白の3年の写真。私たちには言わないし弱音も吐かなかったが、この時期があの子にとって1番辛い時期でね、仕事でカメラを向けられるようになって、家でも写真撮られたくないって言われてしまってね｣
パ｢もうAも大人だがいつまで経っても親にとったら子どもでね。心配なんだよ。だから約束してくれないか？喧嘩をするなとは言わない。ただ傷つけるのだけは止めてほしいんだ｣
北｢…Aさんと同じコンサート立たせて頂いた時はまだ僕は13歳でした。楽しそうに歌って踊るAさんが見せた一瞬だけ悲しそうな顔をされた時があって、裏で頭をぐしゃぐしゃに撫でられてるAさんを見た時、当時の僕が思ったのは早く大人になりたいでした」
北｢中学生の僕と高校生のAさん。どう足掻いても3つの差は大きくて、いつか隣に立った時、守れるくらいに成長しようって。泣く理由があるならその理由を消してあげたい。何かから攻撃されるなら守ってあげたい。そしてできるなら俺の隣で笑っていて欲しい。その気持ちは今も変わらないですし、どんどんその思いは大きくなってます。もちろん傷つけたくないですし傷ついて欲しくもない。ずっと笑顔でいててほしい。これも言葉では簡単に言えるのでこの先の僕らを見てていただけたらと思います｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 556人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れいんぼーゆーる(プロフ) - ろあみつさん» 待ってます！ (2019年4月19日 18時) (
レス) id: adf8ae6efc (このIDを非表示/違反報告)
ろあみつ(プロフ) - れいんぼーゆーるさん» またまたリクエストしていただいてありがとうございます！前回のもリクエストいただいてとても嬉しかったです！かけましたらまたあっぷします (2019年4月19日 18時) (レス) id: 44882113c9 (このIDを非表示/違反報告)
れいんぼーゆーる(プロフ) - こんにちは。リクエスト書いていただきありがとうございました。妊娠中のことや出産の話も見たいです。よろしくお願い申し上げます。 (2019年4月17日 14時) (レス) id: adf8ae6efc (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - キスマイ前列寄りのオール担当です最高です (2019年3月12日 13時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
未希(プロフ) - 小説の次回アップ待ってます(^^)ゆっくりで大丈夫ですので、頑張ってください(><)！！ (2019年3月12日 3時) (レス) id: d23ded57de (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ろあみつ | 作成日時：2018年11月9日 23時
