先輩の背中 ページ6
北斗side
身近な先輩の存在だった優ちゃん
そんな彼女が遠い存在でもあるんだと認識した日
KAT-TUNのメインバックを務める彼女と
Jrマンションの1つの僕
こんなにも目に見えて実力の差がある
改めて大きい存在なんだと思わされた
そんな彼女、ダンスもアクロバットも凄くキレイでローラーも華麗に乗りこなす
彼女に苦手なものはないのかと疑問に思いつつ、ファンサ曲になり外周を歩いていると見つけた彼女の団扇
さっきから外周をローラーで走り回る彼女の姿は
どこにいる自分の団扇を見つけていて
スタンドの後方
スタンドの上にある席であって、自分の団扇は見逃さない
楽しそうに指をさして手を振る姿はさっきのかっこよかった姿とは逆で可愛くて
魅せる時は魅せて、楽しむ時は楽しむ
そうやって先輩の背中を見せてくれる
僕も近くの席に居る人に手を振ってるといきなり肩を叩かれ後ろを振り向けば優ちゃんの姿
｢どうしたの？｣
『あれ見て』
彼女が指をさした方向を見ると、スタンドの後ろの席にあった北斗と書かれた団扇
自分じゃ近くの人を見るので精一杯で絶対見つけられなかっただろう
さっきの優ちゃんのように指をさして手を振ってみると、喜んでくれたのか持ってたうちわが少し揺れた
『嬉しくない？自分の団扇みつけて？』
｢びっくりしました。僕の団扇あるなんて｣
そうやって喋りながら手を繋ぎ歩いていると
見つけてしまった彼女の団扇
でもそれは彼女のファンの団扇ではなく
風の噂で聞いてた、彼女の存在を許さない人の団扇
それを見つけた彼女は先程まで笑顔だったのが、一瞬だけ悲しそうな顔をして、ごめんなさいって
なんで謝るの？
悪いことしてないのに？
すぐに笑顔になって、行こっかって声をかけてくれて、メインステージに向かっていく
先程まで見えてた大きな背中が
細くてか弱い女の子だって思わされた
いつも頭を撫でられる僕と違い
そんな彼女を慰めるのかのように、コンサート終わりに頭を撫でるのは北山くんやKAT-TUNのみんな
子どもと大人の差も見せられた瞬間
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ろあみつ(プロフ) - konoha*○さん» リクエストいただいてたドル誌の絡みですが、ちょっと内容は違いますが対談であげさせていただきました。あとTwitterも載せてみましたので、お時間あれば見てください (2018年9月25日 2時) (
レス) id: 44882113c9 (このIDを非表示/違反報告)
konoha*○(プロフ) - ろあみつさん» 先ほど読ませてもらいました！こんなの読みたいな〜とイメージしていた通りだったので、とても面白かったです^_^ また楽しみにしてます♪ (2018年9月21日 23時) (レス) id: caaa772d77 (このIDを非表示/違反報告)
ろあみつ(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます！そう言っていだけて嬉しいです！ (2018年9月21日 17時) (レス) id: 44882113c9 (このIDを非表示/違反報告)
ろあみつ(プロフ) - konoha*○さん» 少クラの裏側でTwitter載せてみました。ご期待に添えれるものでは無いかと思いますが、次はドル誌載せましたらレスします！ (2018年9月21日 17時) (レス) id: 44882113c9 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - キスマイ大好きですみっくんと太ちゃんと裕太くん寄りのオール担当ですこの小説最高です (2018年9月20日 13時) (レス) id: 9b074a0665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろあみつ | 作成日時：2018年9月7日 7時
