作間くんと ページ9
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side 作間
小さい頭に左手を添えて、右手を腰にまわす。だんだんと深くなるキスに落ちそうになる身体を支えた。
｢っん、」
｢かわいい、」
赤くとろけた顔。好きな人のそんな顔、かわいくないわけがなくて口にすれば、顔を隠すように胸に抱きつかれる。
｢なんでそんなにかわいいの？」
抱きつく身体を持ち上げてお姫様抱っこ。
ベッドの上に下ろして、覆い被さればももちゃんが視線を逸らす。
｢ももちゃんこっち見て？」
｢、やだ、」
｢なんで？」
｢…さくちゃんかっこいいから、恥ずかしい」
こっちまで赤くなるようなことを簡単に言ってくる。
思わず顔を手で覆った。ずっと好きだった子とこんな状況、夢みたいだ。
｢Aちゃん、」
知ってるよ、本当は名前で呼ばれるのが好きなこと、ね？
目線が俺に戻ってきて、大きな黒目に俺が映る。だんだんと潤む瞳。
吸い込まれるようにまた唇を重ねた。
｢んっ、ぁ」
大人なキスに漏れる声。熱い舌にこっちまで溶けそう。
もっと触れたい、手を胸に伸ばせば柔らかい感触、もっと、もっと、
上体を起こしてトレーナーを脱ぎ捨てる。裸になった身体にももちゃんの視線が刺さる。
｢そんなに見ないでよ」
その視線に思わず笑えばまた視線を逸らされた。
｢嘘、たくさん見て」
頬に手を添えれば甘い目線が俺を見つめて、こっちがどうにかなりそう。
｢俺も見ていい？」
｢、うん」
｢ありがと」
ニットに手をかける。控えめに腕をあげる姿まで愛おしい。ニットを脱がせば白のブラジャーと柔らかそうな胸。そして、
｢んっ、」
白いお腹に薄っすらと残る赤い跡。それを舌でなぞれば高い声が漏れる。
あまり独占欲は強い方ではない、でもももちゃんだけは別で、
｢あっ、」
上書きするように上から強いキスを落とす。
気づいていた、気づかないわけなかった、ももちゃんが思っている以上に、俺はももちゃんのことが好きだよ
｢Aちゃん、俺だけ見てて」
今だけでいいから、
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あんな(プロフ) - 楽しみに読んでいます。 (2023年1月25日 22時) (
レス) id: 2a8575220a (このIDを非表示/違反報告)
あん - いつも楽しみにしてます。これからも頑張ってください!!応援してます!! (2022年6月5日 20時) (レス) @page35 id: 4011f316a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みみこ
| 作成日時：2022年1月27日 19時
