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「誰？」
「…いわない」
「なんで？」
「やだ、」
「おしえてよ？」
「、おこるもん」
「俺ももちゃんに怒ったことなんて一回もないよ」
優しく、そう思うのに自然と手首を抑える力が強くなって、ももちゃんの表情が歪んだ
「気持ちよかった？寂しいからって、男呼んで、簡単に抱かれて、」
ももちゃんの瞳に涙が浮かぶのに気付いたって言葉は止まらない
「俺の気持ちもしらないで、」
噛み付くように唇を重ねた。
「んんっ、」
絡めて、吸って、噛みついて、
「っ、はあっ、」
唇を離せば酸素を求めるように呼吸を繰り返す。
「ももちゃん、俺、ももちゃんのこと好きなんだよ」
絞り出した声。ずっと、口にできなかった言葉。
あんなふうに関係を持ってしまったから、気持ちを言ってしまったら、きみは、俺から離れていってしまいそうで、
ももちゃんは、目を丸くしたあとにふわりと微笑んだ。
「うれしい、」
「、え？」
「ふかだは、もものことすきなの？」
「…好きだよ、誰にも取られたくない」
ももちゃんの小さな手が俺の頬を包んで、見たことない大人な顔をした。
「ふかだ、ちゅうして？」
気持ちを受け止めてくれるのに、応えてはくれない、ずるい、ねえ、いつからそんな大人になっていたの？
ももちゃんを変えたのは、俺？
「A、好きだよ」
ねえ、だったら全部受け止めて
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あんな(プロフ) - 楽しみに読んでいます。 (2023年1月25日 22時) (
レス) id: 2a8575220a (このIDを非表示/違反報告)
あん - いつも楽しみにしてます。これからも頑張ってください!!応援してます!! (2022年6月5日 20時) (レス) @page35 id: 4011f316a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みみこ
| 作成日時：2022年1月27日 19時
