うちの新人がパパ活してる件 (ページ11)

今日:6 hit、昨日:6 hit、合計:67,710 hit

11 ページ11

side安元

安元「そうだな。笑でも他の生活はどうする？彼女も家賃とか服とか携帯代とか光熱費も払わなきゃならないよ？」

今後もオーディションが入ったり、何かと時間的な縛りも発生するわけで。

江口「俺昼のバイトで良いところ知ってますよ。昼はカフェで夜はバーの店なんですけど。店長が元々うちの事務所で声優やってた人なんすよね。だからうちの新人も何人かお世話になっていて、急なオーディションとか仕事にも寛容です。確か昼にシフト入れば、まかないもあるって前店長言ってたし。」

それは安心して任せられる。
俺は江口の話を聞いてその店に心当たりがあった。

安元「もしかしてお前んとこの事務所の近くにあるあそこ？」

江口「そうです。笑何回か一緒に飲みに行きましたよね。」

俺らの話を聞いてAも安心したようで

A「もし可能なら私もそのお店でバイトさせてもらいたいです！」

江口「ついこの間バイト1人辞めたらしいから多分大丈夫だよ！これ店の名前と連絡先。一応俺からも店長さんに聞いてみるね！」

思ったよりトントン拍子で話が進んでいる。

江口「あとは服と家賃？」

安元「服とかは先輩がよく後輩にフリマしてるの見るから、頼んだら売れてる女性声優みんなくれるんじゃない？」

江口「それもそうっすね。じゃあ服はそれでもいい？」

A「はい！勿論です！」

彼女は何度も頷きながら答えてくれた。