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side you
















パパッと化粧を済ませて
服を着替えて社長のいるリビングへ






『お待たせしました!』

広臣「はや」

『準備は早い方だと!』

広臣「ふーん」

『あの、1つ思ったんですけど』

広臣「なに?」

『今日って一緒に行くんですよね?』

広臣「この流れはそれしかないだろ」

『他の人に、バレたり?』

広臣「いや、この時間に出ればいつも来てんのお前ぐらいだろ?」

『いや、そうですけど、万が一のことが…』

広臣「あー、わかったわかった、うるせぇな、ほんと。お前が行って時間経ってから俺行くから」

『…助かります!』

広臣「…そんなに俺といるとこ見られんの嫌なわけ?」

『いや、そうではなくて…ちょっと怖いなって…』

広臣「前から気になったけど、怖いってなに?」

『いや、だって社長ですよ?』

広臣「だから?」

『もし、社長に好意を持ってる方とかいたら、新入社員のくせに!ってなっちゃうかもしれないし…』

広臣「いねぇだろ、そんなやつ」

『いや、それはわかんないですよ?』

広臣「直人さんならありえるけど、俺はないだろ」

『まぁ確かに…』

広臣「おい、なに納得してんだよ」

『あ!すいません、つい…』

広臣「…お前好きなの?直人さん…」

『…はい?私ですか?』

広臣「そう」

『いや、そんな事はないですけど』

広臣「へぇー」

『直人さんって好きな人いるんですかね?』

広臣「知らねぇよ」

『私今複雑な恋を見てるんですよ』

広臣「は?」

『内緒にしてくれますか?』

広臣「俺が誰かに言いふらすと思うか?」

『…ないですね。そもそも社長が他の方と仕事以外の会話してるところみたことないです』

広臣「仕事してんだからそうだろ」

『まぁ、それはそうですけど、お昼休憩とか?飲み会とかで仕事以外の話するじゃないですかー』

広臣「興味ねぇし」

『とにかく!聞いてくれます?私の話!』

広臣「わかったから、車に乗ってからな?」

『はい!』






誰かに話したかった話を
聞いてもらえる嬉しさに
1人で舞い上がった。笑















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M(プロフ) - スミレさん» ありがとうございます(^ ^)今後もお楽しみに♪ (2019年2月4日 21時) (レス) id: 4decd5ee35 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - Wanaさん» ありがとうございます(^ ^) (2019年2月4日 21時) (レス) id: 4decd5ee35 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - ユキさん» 楽しみですね! (2019年2月4日 21時) (レス) id: 4decd5ee35 (このIDを非表示/違反報告)
スミレ(プロフ) - 面白いです!すごく続き気になります! (2019年2月4日 18時) (レス) id: 30b38ed5d8 (このIDを非表示/違反報告)
Wana - 最近、読ませていただいてます。続き気になる (2019年2月4日 13時) (レス) id: 0eb4931eec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:M | 作成日時:2019年1月28日 19時

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