new life

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side you

















『さぁ！リビング行きましょう！』

広臣「ねみぃ」

『もー、遅刻しますよ？』

広臣「別に俺はいいけど」

『私が困ります！』

広臣「ははっ」

『笑ってないで早く起きてください！』





ずっと目を閉じたまま話す社長






広臣「んじゃあさ」

『はい』

広臣「キス」

『はい？』

広臣「キスしてくれんなら、起きる」

『なんてことを！』

広臣「やらねぇなら、起きねぇ」

『もー！そんなこと言ってないで起きてください！』

広臣「ふーん、じゃ、おやすみ」





もぞもぞとまた布団に深く入って
眠り出す社長





『あー！もう！わかりましたよ』








チュッ





もうどうにでもなれ！
と言う思いのまま
触れるだけのキスをすると





やっと目を開いた社長




広臣「お前ってさ、素直だよな」

『いや、だって、社長が起きないから！』

広臣「ははっ、はいはい」






起き上がった社長は
私の頬に手を添えて





チュッ






広臣「おはよ」








触れるだけのキスをして
朝の挨拶……







そのまま洗面所に向かった社長






私の顔が茹でタコみたいに
なってしまった事は言うまでもない














.

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