new life

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side you















今生まれてるこの気持ちはなに？





そう思いながらもご飯作りを進めて
食卓に出来上がった社長リクエストの
オムライス、そしてサラダにスープ





『よし』





準備が整って社長の部屋へ








コンコン





ガチャ








『社長！』

広臣「ん？」

『できましたけど…』

広臣「あー、こっちもちょうど終わったから行くわ」

『はい！』








私が席に着くと
すぐにやってきた社長







なんだか、新婚さんみたい？
なんて思いながら
社長はまたマイペースに
自分が席に着くと






広臣「いただきます」





と、勝手に食事をスタート。笑




後を追うように私もいただきますして
食事をはじめる







広臣「お前ってさ」

『はい？』

広臣「なんでこんな料理できんの？」

『あー、うち実家が食事処で…』

広臣「は！？まじ？」

『あ、はい…昔ながらの定食？をやってる店で、手伝ったり、両親から教わったりで…』

広臣「その話聞くと納得するわ、お前の料理。マジでうまいからさ」

『ありがとうございます！』

広臣「元彼にも作ってたの？」

『あー、いえ。なぜか私の付き合ってきた方々は、手料理なんて！食えるか！みたいな人で…』

広臣「ぶっ！！まじウケるな、お前の恋愛話。笑」

『まぁ、今となってはホントに笑い話ですよね、はい。』

広臣「まぁでも損してんな」

『損？』

広臣「彼氏なのに、こんな料理ができる彼女の料理を拒絶してきたとは損してるだろ」

『そうなんですかね？』

広臣「そうだろ」

『社長は？』

広臣「俺？」

『はい、元カノさん達は料理上手でしたか？』

広臣「あー、思い返せば食った事ないかもな」

『え！？』

広臣「俺あんま人ん家とか、自分の家に人あげるとか無理なタイプだし、まぁ向こうも料理作る！みたいなこと言ってきた事ないし、出来なかったんじゃねぇの？」

『へぇ…そうですか…』








いろんな疑問が生まれる発言






人を連れてくるのが苦手？






じゃあ私は？







どうして？









あぁ、まぁ異性としてみてないから
そういうこと？












.

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