new life

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side you














広臣「ごちそーさん」






そう言って食器を流しに持っていき
洗い物を始める社長





『あ！私やりますから！』

広臣「あー、いいよ。別にお前俺の家政婦でもないんだから」

『あー、はい…』





そう言って私が食べたお皿も洗ってくれた社長








そして今はなぜか
共に並んでソファに座る







『あのー…』

広臣「ん？」

『社長は料理されるんですか？』

広臣「あー、まぁ簡単なもんだけどやる」

『やっぱり…』

広臣「なんで？」

『いや、料理するには完璧なぐらいいろいろ揃ってるなぁと』

広臣「あーまぁな。てかお前たまに来いよ、ここ。」

『え？』

広臣「お前の料理気に入った」

『あー、はい、私でよければ…』







入社してすぐに
迷惑をかけた私に
拒否する理由もない








『私…そろそろ帰ろうかと…』

広臣「あー、お前んちここから遠いの？」

『ここって職場の方に近い場所でしょうか？』

広臣「あぁ、まぁわりと近いな」

『あ、じゃあそんなに遠くないかと』

広臣「ふーん、まぁいいや。俺出る用事あるし、乗せてくわ」

『いやいや！そんな！大丈夫です！帰れます！』

広臣「は？お前に拒否権なんてねぇよ」

『ゔぅ…はい…』






そうだ、私に拒否権はない







結局社長の支度を待って
高級車に乗って出発進行














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