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A「わぁぁぁぁ…!」
走り出したレイダーはみるみるうちにスピードをあげて、住宅街を走っていたのが気付けば開けた道を走っていた。
A「あのーっ!」
「……」
A「あのっ!!」
レイダーの魅力に取り憑かれてやすやすと彼についてきたものの、ふと我に返って急に不安が沸き起こる。
もし誘拐とかだったらどうしよう…!
「なんか言った!!?」
A「どこ行くんですか!!?」
私の声にやっと気がついた彼は少しスピードを落として、私の声を聞き取ろうと体を起こす。
「え?あー、いいから」
A「………」
いいからってなに……。
だけど、なぜか先ほどまでの不安はなくて、むしろ彼のことをどこか信頼してしまっていて。
A「海…」
もう一度スピードを上げたその先に、夕日に照らされて輝く水面。
「はい、到着」
A「うわ、綺麗…」
私から受け取ったヘルメットをしまう彼を横目に小さく一歩踏み出す。
「穴場なんだ、ここ」
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美憂(プロフ) - 大好きな小説なので、繰り返し読んでます読んでます!!! (2016年12月4日 16時) (レス) id: 456df1ab4e (このIDを非表示/違反報告)
スフィンクス(プロフ) - 紅さん» そう言っていただけるありがたいです(T ^ T) すみません、ありがとうございます(>_<) (2015年8月13日 23時) (レス) id: 1fc51bd9bd (このIDを非表示/違反報告)
紅(プロフ) - あ、いえいえ!普通におもろいですよ!?逆転設定全然わるくないですよ!? (2015年8月13日 22時) (レス) id: c0c9a8bb69 (このIDを非表示/違反報告)
スフィンクス(プロフ) - 紅さん» うわ(°_°) 素晴らしく大きな間違い(°_°) ピーちゃんの年の設定でいっても弟になる(°_°) ご指摘ありがとうございます(>_<) (2015年8月13日 21時) (レス) id: 1fc51bd9bd (このIDを非表示/違反報告)
紅(プロフ) - まさやす君がSHOKICHIの兄役実際とは逆転でウケます笑っ (2015年8月13日 15時) (レス) id: c0c9a8bb69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スフィンクス | 作成日時:2015年6月16日 21時