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大「あのお高いのはダメだかんな!」
A「えー」
なんだかんだ、結局奢ってくれる大樹。
いとこ同士っていっても、お互い一人っ子だし、父方の方のいとこは私よりも年上の20歳越えが二人だから、同い年でわりと近所の大樹とは性別こそ違えどこうして仲良くしている。
大樹も、まんざらでもなさそうだし。
A「ねぇ大樹、どっちに…
大「あ、臣さんだ」
A「え?」
窓ガラスの向こう側、大樹の視線の先には広臣さん…、とこの間の沙耶さん。
大「綺麗な人だな」
A「ね、」
あーあ。やなもん見た。
チョコとバニラで並んでいたアイスも結局どっちでもよくなって適当に掴んで、すでに決めたアイスを持つ大樹の腕を引っ張ってさっさとレジを済ませた。
大「臣さん!」
外へ出ると、駐車スペース止められたレイダーにまたがってスマホをいじる広臣さん。
大樹はなんの迷いもなく、広臣さんの元へ駆け寄る。
臣「よぉ、大樹、A。…なにそんなキョロキョロしてんの?」
A「あ、いえ…」
辺りを見渡す私に、大樹も不思議そうに首をかしげた。
A「広臣さん、なにしてるんですか?」
臣「今日海の家の手伝いの日だから、ここでELLYと待ち合わせ」
沙耶さん……、どこいったんだろ…。
帰ったのかな。
臣「Aたちは?なにしてんの?」
大「今からこいつ送り届けるとこです。無理矢理」
A「無理矢理って、青柳さんにも言われたんだから、それが大樹の任務でしょ」
臣「…大樹、お前今日もう帰っていいぞ」
大「え?」
臣「A、俺が送ってくわ」
A「ぇ、でもELLYさんと待ち合わせなんじゃ…」
臣「ちょっと早く着いたから大丈夫。送ってくぐらいの時間は余裕」
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美憂(プロフ) - 大好きな小説なので、繰り返し読んでます読んでます!!! (2016年12月4日 16時) (レス) id: 456df1ab4e (このIDを非表示/違反報告)
スフィンクス(プロフ) - 紅さん» そう言っていただけるありがたいです(T ^ T) すみません、ありがとうございます(>_<) (2015年8月13日 23時) (レス) id: 1fc51bd9bd (このIDを非表示/違反報告)
紅(プロフ) - あ、いえいえ!普通におもろいですよ!?逆転設定全然わるくないですよ!? (2015年8月13日 22時) (レス) id: c0c9a8bb69 (このIDを非表示/違反報告)
スフィンクス(プロフ) - 紅さん» うわ(°_°) 素晴らしく大きな間違い(°_°) ピーちゃんの年の設定でいっても弟になる(°_°) ご指摘ありがとうございます(>_<) (2015年8月13日 21時) (レス) id: 1fc51bd9bd (このIDを非表示/違反報告)
紅(プロフ) - まさやす君がSHOKICHIの兄役実際とは逆転でウケます笑っ (2015年8月13日 15時) (レス) id: c0c9a8bb69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スフィンクス | 作成日時:2015年6月16日 21時