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翔「おい、臣。シワ。眉間」
青柳さんの言葉に広臣さんの顔を見ると、何故かものすごく不機嫌そうにしていて。
臣「で?どういう関係?」
A「ああ、えっと…」
大「いとこ です」
臣「え?」
翔「おー、いとこね」
「「 …いとこぉぉぉ?!」」
そんなに、驚く…?
翔「いとこでこうも違うかね。(笑」
大「どういう意味っすか?!」
臣「まぁでも顔の遺伝子は納得だな。で、えーと、」
A「母の姉の息子に当たるのが大樹です。歳は一緒だけど」
翔「ほー。世間は狭いもんだね」
そう言って、先ほどまでいじっていたバイクにまた手を施す青柳さん。
A「スティード400ですか?」
翔「…、わかんの?」
A「それなりには」
翔「この子大樹より使えるぞ」
大「はぁ?!翔さん?!」
目を見開く大樹をよそに、青柳さんは広臣さんにレイダーの鍵を渡す。
翔「女乗せんだ。あんま飛ばすなよ?」
臣「わーってますって。…よし、行くか、A」
A「あ、はい。…じゃあ大樹、叔母さん叔父さんによろしくね」
大「あ、おう。Aもな」
渡されたヘルメットを被って後ろにまたがると、レイダーは勢いよく走り出した。
大「あの二人、付き合ってんすか?」
翔「いや、まだだと思う」
大「まだ?」
翔「おう」
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美憂(プロフ) - 大好きな小説なので、繰り返し読んでます読んでます!!! (2016年12月4日 16時) (レス) id: 456df1ab4e (このIDを非表示/違反報告)
スフィンクス(プロフ) - 紅さん» そう言っていただけるありがたいです(T ^ T) すみません、ありがとうございます(>_<) (2015年8月13日 23時) (レス) id: 1fc51bd9bd (このIDを非表示/違反報告)
紅(プロフ) - あ、いえいえ!普通におもろいですよ!?逆転設定全然わるくないですよ!? (2015年8月13日 22時) (レス) id: c0c9a8bb69 (このIDを非表示/違反報告)
スフィンクス(プロフ) - 紅さん» うわ(°_°) 素晴らしく大きな間違い(°_°) ピーちゃんの年の設定でいっても弟になる(°_°) ご指摘ありがとうございます(>_<) (2015年8月13日 21時) (レス) id: 1fc51bd9bd (このIDを非表示/違反報告)
紅(プロフ) - まさやす君がSHOKICHIの兄役実際とは逆転でウケます笑っ (2015年8月13日 15時) (レス) id: c0c9a8bb69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スフィンクス | 作成日時:2015年6月16日 21時