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結局…
神宮寺「ちょっ狭いって！Aがかわいそうだろ」
海人「おれの布団取るなよー」
岩橋「いった！もー岸くん！」
岸「いやっちょっと紫耀が」
紫耀「岸くんうるさい」
廉「俺やっぱ部屋で寝たいわ」
壁際から、わたし、じんくん、紫耀、いわち、岸くん、海ちゃん、廉の並びでリビングに布団を並べて寝ることになりました。
誰がどこで寝るって揉めるぐらいならみんなで寝ようって結論だったのに、どこで寝ても揉めるんじゃん…
『7人でデビューしたら毎日こんなにうるさいかな？そのうち落ち着いてきて誰も喋らなくなったりするかな？』
隣のじんくんにそっと話しかけてみる。
神宮寺「ずっと毎日うるさいんじゃない？静かな俺ら想像できなくない？」
“いつまで経ってもバカなんだろうな〜”も付け加えてニコッと笑うじんくん。
『そうだよね、おやすみ』
神宮寺「おやすみ」
わたしの目にかかる前髪を横に流してくれるじんくんの手が優しくて、こんなに周りはうるさいのにすぐ眠れそう。
「Aはいつもいつも俺らの意見に同調するだけで、何も意見言わねぇじゃん」
「言いたいことあるならハッキリ言えよ」
『わたしは本当にみんなの意見に賛成だからそう言ってるんだけど』
「そういうところ腹立つんだわ」
「そうやって流されてばかりでいいの？」
『…ごめん』
なぜわたしは責められてるのだろう？
“流されてばかり”自分ではそう感じたことはなかったけれど、他人から見た目に自分はそう映るのだろうか？
意見が無いわけじゃない。言いたいことだってある。
でもそれを黙ってたわけじゃない。言ってきたつもりだった。
なぜ届かない？なぜそう映る？なぜわたしは謝った？
ドキッとして目が覚めた。
怖かった、夢でよかった。
キッチンで顔を洗って水を飲む。
紫耀「Aも起きたの？」
『えっ！？あっ…紫耀か…びっくりした』
同じように顔を洗って水を飲む紫耀。
紫耀「全然寝れなくてさ」
『わたしも。怖い夢見ちゃって寝れなくなっちゃった』
外がだんだん薄明るくなってきた。
紫耀「少し話そう」
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aaaccc(プロフ) - みるるさん» ありがとうございます！励みになります！ (2017年10月17日 1時) (
レス) id: d2a3a7e36e (このIDを非表示/違反報告)
みるる - おもしろいです！更新頑張ってください！ (2017年10月16日 21時) (レス) id: e383b25bb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aaaccc | 作成日時：2017年8月11日 3時
