Mr.KINGPrinceHiHi Jet東京B少年 ページ27
神宮寺「岸くん！こっち！」
紫耀「岸くんやっばー」
廉「海人は笑ってる場合ちゃうやん、振り揃える気全然あらへんやろ」
岩橋「岸くーん…」
岸「あああっマジやべぇ！イワゲン！次は！」
海人「みんな、おれに合わせてよ」
全員で振りを揃えようと意気込んだ10分前。
そしてそれを半ば諦めかけている現在。
7人で振付師さんに「お前らうるさい」なんて怒られながらも、楽しく進むリハーサル。
キンプリ7人で初披露となる新曲も、実は昔からの候補曲でありやっと披露するときが来た。
『この歌いいよね』
海人「うん、好きなジャンルかも」
休憩中も、セットリスト順にエンドレスで流れ続けてる曲に合わせて、かなり海人色多めに含んだ振りで周りを盛り上げる海ちゃん。
神宮寺「海人、原型どこ行った」
そんな海ちゃんの振りを見ながら、振付師さんも、その振りいいねなんて言いながら「変更するかも」と恐怖の一言。
廉「ちょっ、ほんま海人もうやめて、頼む。これ以上振り複雑になったら俺も岸くんも死んでまうわ」
本気で焦る廉に対して、休憩中も紫耀に熱心に振りを習う岸くん。
紫耀「そうそう！いい感じやん！」
そんな一生懸命な2人を見て、わたしもそこに参加したくなる。
『1エン2エン3エン…』
振り覚えには少し自信があるけれど、なかなか覚えられない岸くんの気持ちも分かる。
わたしだったら、すぐ、出来ない！って弱音吐いちゃうんだけどなー。
どんなときも絶対「出来ない」とは言わない、そして本番までには絶対完璧に仕上げてくる岸くん。
岸「Aも紫耀もありがと」
居残り練習終了後、そう言って帰り支度をしているわたしと紫耀に自販機で買ったであろう冷たいジュースを渡してくれた。
『楽しかったし、わたしも振り固めできたし。ジュースありがとうね』
まさか、岸くんがジュース奢ってくれるなんて…！
紫耀「ありがと、って…ええっ岸くんジュース奢ってくれるようになったの！？」
岸「さすがにな、今日は世話になったし」
ジュース片手に驚くわたしたちにクルッと背を向け、じゃあな！と颯爽と帰っていった岸くんだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 128人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
aaaccc(プロフ) - みるるさん» ありがとうございます！励みになります！ (2017年10月17日 1時) (
レス) id: d2a3a7e36e (このIDを非表示/違反報告)
みるる - おもしろいです！更新頑張ってください！ (2017年10月16日 21時) (レス) id: e383b25bb2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：aaaccc | 作成日時：2017年8月11日 3時
