好きになるつもりなんてなかったのに【MG】

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『 ハヨンお昼食べよ〜 』

HY「 いいよ〜 」












ハヨンと机をくっつけて食べていると、ドンッと隣に座る気配がして











MG「 Aの手作り弁当？俺にもちょーだい 」

『 は？絶対やだ 』












案の定、ミンギュだった

私の隣はミョンホかハヨンって決まってんだよ

何勝手に座ってんだこいつ












『 邪魔 』

MG「 食べるのに別に支障はないじゃん 」

『 大あり、外に群がってる女たちと食べてきなよ 』

MG「 え、なになに、嫉妬？ 」

『 どこをどう考えたらそうなるんですか 』












ハヨンと私の幸せな時間を邪魔したミンギュを睨んでも

気にせず私のお弁当を眺めるミンギュ

呆れた顔をしてハヨンの隣に座ったミョンホとソクミンは私を助けようとはしてくれなかった












MH「 ミンギュにはヌナからのお弁当あるでしょ 」

MG「 そうだ！今日ヌナの手作りなんだった！ 」

DK「 いいな〜、俺にもちょっとちょうだいよ〜 」

MG「 お前はダメ、まだヌナに下心ありそうだからダメ 」

DK「 ないってば！ 」












これはミョンホが出しくれた助け舟なのか

ミンギュの意識はお弁当に向かった

一度だけ会ったことのある、ミンギュのお姉さん

一緒に食べてるところに来て、すごく綺麗な人で、私と同じ名前だったのが印象的だった

あ、後すごくかっこいい人と一緒にいたのも












HY「 A先輩？だよね、あの一緒にいたイケメン先輩と付き合ってるの？ 」

MG「 あ〜、ジュニヒョンね 」

MH「 まだ付き合ってないよ 」

HY「 まだ？ 」












付き合ってないんだ

すごくお似合いで付き合ってるのかと思った












HY「 いや〜、でもジュン先輩と付き合ってなくてもジョンハン先輩の元カノって時点ですごいわ 」

DK「 うわあ、噂が広まるの早いね 」

MH「 そりゃあんなにわかりやすくジュニヒョンとジョンハニヒョンがバトってたらわかるでしょ 」












ミンギュのお姉さんがモテるのは凄くわかる

だって綺麗だもん

その上、優しいし

今でも学校で会えば"ミンギュの友達"という認識で手を振ってくれる

認識の仕方が少し嫌なんだけど












MG「 うわ、すっごいしかめっ面してる 」

『 やめて 』

MG「 シワになるよ？ 」

『 うるさい 』












ぼーっとしてると、目の前にミンギュの顔が

近い

こいつの距離感はいつもバグすぎる

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