好きになるつもりなんてなかったのに【MG】

1 ページ2

・












MH「 おはようA 」

『 おはよ〜 』

MH「 今日も朝から疲れてるね 」

『 誰かさんのお友達のせいなんですけどね 』












穏やかに笑って隣の席に座ったこいつはソミョンホ

入学式の日、桜の花びらをつけたまま気づかずにいた私についてるよとなんともロマンチックな出会いをした相手

入学して2ヶ月しかたってないが、親友である












MH「 またミンギュ？ 」

『 あーやだやだ、その名前呼ぶのやめて 』

MH「 もう〜ミンギュの何がそんなに嫌なの 」

『 だから言ったじゃん、あーいう目立つタイプ苦手なの 』












なのに、あの男は私にちょっかいを掛けてくる

本当にやめて欲しい

迷惑でしかない

女たちからの視線に耐えてる私の気持ちを考えてくれ












HY「 おはよう〜！ 」

『 おは〜 』

HY「 うわ、また今日も疲れてる、ミンギュ？ 」

『 ほんっとにやめて 』












なんでみんなミンギュミンギュ言うんだ

やめてって言ったじゃんか












『 なんで私がちょっかいかけられてんの、ほんと意味わかんない 』

HY「 んー…(笑) 」

MH「 なんでだろうね 」

『 なんで2人とも笑ってんの？ 』












絶賛不機嫌な私は今、親友2人の笑顔でさえいらつく

2→←Prolog

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す