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You side
JN「 ねえA、少し話さない? 」
そう言って公園を指さした
うんと頷いて、ブランコに座った
JN「 Aに話したいことがあって 」
横に座ったジュンはまっすぐ前を見てそう言った
…付き合ったって話は聞きたくないのに
JN「 俺はAが好きだよ 」
『 …え? 』
JN「 あの時、ヨヌにキスされそうになっただけ。Aが見た角度からはしたように見えるかもしれないけど 」
『 そう…なんだ、 』
ほっとしてる自分がいて
やっぱり私はジュンが好きなんだってまた自覚した
JN「 守るって言ったのに、守れなくてごめんね 」
『 そんなの、 』
JN「 でも誤解しないで欲しいんだ。俺はAのことが好きなんだってちゃんとわかってて欲しい 」
私の座るブランコの前に来て、そう言った
…次は、私が気持ちを伝える番
『 好き 』
JN「 え? 」
『 ジュンが好き 』
JN「 えっ…と、A、? 」
『 ヨヌちゃんといるとこ見て、すっごく嫌だった。モヤモヤして、でも私はジュンの彼女じゃないしって自分に言い聞かせてた 』
その時に思ったんだよ
私ジュンが好きだって
ジュンの1番になりたいって
『 ヨヌちゃんとキスしてるの見た時、私もうダメなんだって思ったの。諦めなきゃって。でも、諦められなっ 』
JN「 諦めないで 」
『 ジュナ、 』
ギュッと抱きしめられた
諦められなかったって言いたかったのに
JN「 そのまま好きでいて 」
『 好きだよって言ったじゃん 』
JN「 うん、言ったね 」
うわ〜って、嬉しそうにするジュン
可愛くて笑っちゃった
JN「 その…彼女になってくれますか? 」
『 ふふ、はい 』
恥ずかしそうに言うジュンがレアで
また笑ってしまった
『 守れなかったって言ってたけど、ジュンはいつでも私のスーパーヒーローだよ 』
JN「 へへ、俺そのスーパーヒーローって言われるの好き 」
大好きだよ、私のスーパーヒーロー
fin.
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作者名:晴 . | 作成日時:2023年3月27日 11時