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始業式も終わり、後は帰るだけだが、先生が来ないせいでなかなか帰れない
あー帰りたい
JS「 すっごいつまんなそうな顔してたね 」
『 え? 』
JS「 始業式中 」
『 ああ 』
隣の席になったホンジスという彼は、ユンジョンハンと共に学年の王子様と呼ばれているらしい
一体この学年に王子様は何人いるのやら
SC「 まさかジョンハンだけ席離れるとはなー 」
JS「 まあ、窓側の1番後だしいいんじゃない? 」
ホンジスの前に座るのはチェスンチョル
彼は知ってる
弟が懐いていて、よく名前が上がる人だ
顔を見るのは初めてだけど
『 チェスンチョル?だっけ 』
SC「 スンチョルでいいよ 」
『 じゃあスンチョルさ、うちの弟と仲良くしてくれてるよね 』
SC「 弟? 」
『 ジフン、イジフン 』
SC「 あっ、ジフニのヌナってA? 」
『 そう。弟を可愛がってくれてありがとう 』
私に似て口数少なくて、友達もあんまりいない子だから少し心配だった
けど、ジフンが良くしてくれるヒョンがいるって話してきた時すごく嬉しかったし安心した
SC「 えー、まさかだな 」
『 ジフニから話聞いてた? 』
SC「 1個上にヌナがいるとしか聞いてないよ 」
『 変なこと聞いてないなら良かった 』
スンチョルは話しやすいし、ジフンが懐く理由もわかるかも
アリンとホンジスを混ぜた4人で話しているとわたしと真反対の席に座るユンジョンハンとまた目が合った
なんだろう
AR「 A?どしたの? 」
『 なんでもない 』
なんか変なのついてるのかな
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作者名:晴 . | 作成日時:2023年12月25日 14時