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『「 今年もAか 」』
『「 え 」』
掲示板に張り出されたクラスを少し離れたところから見ていた
すると、真横で同じ言葉を発する人間が
『 ユンジョンハン 』
JH「 まだフルネーム呼び? 」
その正体は、学年の王子様、ユンジョンハン
これでこの人とは3年間同じクラスということになるのだが
実の所、話したことがあまりない
AR「 Aー!私A!一緒! 」
『 まじ? 』
AR「 いえーい!って、え、ユンジョンハン 」
JH「 どーも 」
なんで一緒に?って顔をするアリンにたまたまねと伝え、先に教室に向かった
すれ違いでどうやら友達が来たらしい
AR「 うちらの席どこだー? 」
『 あ、私あそこだ 』
AR「 1番後ろ? 」
『 入口のすぐそこのね 』
アリンも運良く私の前の席だったらしく、2人で席に着いた
クラスを見た感じ、見たことある人ばかりだ
ただ、理系クラスなだけあって男女比がある
AR「 男子多いね〜 」
『 理系だから仕方ないよ 』
AR「 それもそっか 」
アリンと話していると廊下がだんだん騒がしくなってきた
なんだろうと顔だけ出して外を見ようとしたら
JH「 うわっ、ビックリした 」
『 あ、ごめん 』
ユンジョンハンと整った顔立ちの2人組がいた
なるほど、廊下が騒がしかった理由はこの3人か
AR「 えっ、うちらこの3人と同じクラスなの? 」
『 らしいね 』
AR「 やば、3年にして最高のクラス… 」
神様ありがとう、と神に感謝しているアリンを横目に3人を見たはずが
『 …? 』
ユンジョンハンと目が合ってしまって非常に気まづい
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作者名:晴 . | 作成日時:2023年12月25日 14時