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You side

ウォヌの告白(？)から2週間後

年末が近いこともあり、授賞式やら歌謡祭やらでこの時期は大忙し

そのせいか…私が避けてるだけなのか、ウォヌとはあれ以来連絡をしていない

『 …これでって』

何でもする券を使って付き合ってなんて

気持ちがないじゃない

ウォヌがなんでいきなりあんなこと言い出したのかわからないし

『さすがにこれは、悲しいよ』

ボソッと、呟いた声が近くにいたマネオンニに届き眉を八の字にさせた

「 A、」

『ウォヌが何考えてるか分からない上に、この券使ってあんなこと言うなんて、気持ちがない確定じゃん』

「 … 」

『 …もう終わらせたつもりだったのに、悲しいってことはまだ好きだったんだね、私』

初恋がウォヌだった私は、今でもその想いを引きづっていたらしい

自分ではアイドルになったと同時に終わらせたはずだったのに

「怖いかもしれないけど、聞いてみなさい」

『 …うん』

長年の付き合いであるマネオンニは全てを知っている

今日の歌謡祭、どんな顔をして会えばいいのか分からないけど、アイドルとしての顔に切り替えなきゃ

決意を固め、よし、と立ち上がると同時にノックの音が聞こえた

マネオンニが扉を開けるとそこには、

HS「よっ！元気してるかー！」

SG「あーもうヒョンうるさいよ！！」

DN「ヒョンだってうるさいよ」

なんて、入口でワイワイしてる3人組が入ってきた

MG「ヌナ！！」

ああ、あと大型犬1匹