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You side
ウォヌからの驚きの提案を代表に話したところ、まさかの代表からOKが出た
代表曰く、最近私宛にストーカーらしき人物からの手紙が多く届いたり、芸能人やスタッフに限らず接触してこようとする人が多いから避けるためにはいいのではという事だった
…ウォヌにも私にも得ありってことか
『 はぁぁぁぁぁぁ… 』
SN「 壮大なため息、なんかあったんでしょ? 」
『 …そうだった、話すって言ったんだった 』
練習室でストレッチをしていると勝手に入ってきたサナにそう聞かれ、思い出した
今サナしかいないしいいかな
『 明日さ、私とウォヌの交際宣言?報道流れると思うんだけど 』
SN「 え!? 」
『 それ嘘なの… 』
SN「 え、ちょっと待って、え!? 」
Wパンチで驚きを食らったサナは目がまん丸で
1から説明すると、サナは何か腑に落ちたような顔をした
SN「 ウォヌさんって不器用? 」
『 あーまあ昔からそういうとこはあったかも 』
SN「 だよね、不器用だよね 」
『 よく今の話で不器用だってわかったね? 』
SN「 んーなんとなくね、今までのを見てた感じ 」
ちょっと何言ってるのかわからないが
SN「 それでAはファンに嘘をついてしまうことに対してモヤモヤしてるの? 」
『 うん…なんかね、 』
SN「 じゃあいっその事ほんとに付き合っちゃえば? 」
『 は!? 』
SN「 それしかないじゃん、そのモヤモヤ解消するには 」
なんだかここ最近とんでもない案ばかり聞いてる気がするのは気の所為か…?
SN「 だってAも初恋相手のウォヌさん引きづってるんでしょ? 」
『 なっ…なんでそれを、 』
SN「 見てたらわかるよ! 」
やばいじゃん、顔に出てるってことじゃん…
SN「 だったら、ウォヌさんに好きになって貰えるようにこの機会を存分に利用してほんとに付き合っちゃえばいいの! 」
『 …サナ怖い 』
SN「 なんでよ!親友の恋を応援してるんですけど!? 」
まあでも、サナの言う通りファンに対して嘘ついてしまってるという罪悪感はウォヌと本当に付き合うことにすればなくなるんだろう
…けど、そんなの言えるわけない
『 うあー!無理! 』
SN「 なんで!! 」
無理なものは無理!
頭がパンクしそうです、、
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作者名:晴 . | 作成日時:2023年9月17日 22時