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WONWOO side

DK「あの子たちあからさまにヌナに近づいてたね」

WN「想定内」

あの女たちがAに近づくのはAと幼馴染であることを公表した瞬間から想像はついていた

問題はこれからの対処法なわけだけど…

WN「なんかいい方法ないかな… 」

DK「方法って？」

WN「こっちの話」

あからさまに付き合ってるようにしてたらあの女たちは世間に暴露しかねない

そんな事になったらAに迷惑がかかる

だとしたら…

『は？もう1回言って？』

WN「だから付き合ってることを公表した方がいいんじゃないかって言った」

『正気？』

俺が思いついた案をAに電話で伝えると予想通りの答えが

まあそうなると思った

Aがすんなりと受け入れてくれるとは思わなかったし

こんなこと公表したところで批判が多くいくのはAで、Aには何の得もない

俺からしたら女避けができるからいいんだけど

『方法がそれしかないって言っても、いくらなんでもやりすぎじゃ… 』

WN「ファンに認めてもらって世間から応援されれば諦めると思う」

『んー…それは一理ある』

WN「ね、どう？」

『なんか、ファンたちに嘘ついてることになっちゃうね』

WN「嘘？」

『だってほら、私たちほんとに付き合ってるわけじゃ…ないじゃん？』

Aのその言葉に勝手に傷つく俺

付き合ってるフリを頼んだのは俺なのにな

WN「 …そこら辺はまあ…うん」

『何、その続き聞きたいんだけど』

WN「とにかく、公表するでいいんだな？」

『代表に相談してみる』

WN「ん」

ちなみに言うと、俺は既に代表に許可は得た

幼馴染とのAならファンも納得するだろうという意見だった

幼馴染と公表する前からも俺たちSEVENTEENとAは仲良かったのもあるんだろう

WN「ほんとに付き合ってるわけじゃない…ね」

ちょっと、いや

結構グサッてきたかも