1年限りの恋【SC】

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You side












「 A先生さようなら〜!! 」

『 は〜いさようなら、気をつけてね!! 』












元気に帰っていく子供たちを見送って、ソファに腰かけた

近くでは私の姿を見て心配そうな顔をする親友の顔

…そんな顔しないって約束したじゃない












JI(ジオン)「 ねえ、A…ほんとに大丈夫? 」

『 大丈夫だよ、心配しないで 』

JI「 でも… 」












ここで辞めたくない

大好きなダンスと可愛い子供たちに囲まれて幸せだから失いたくない

ジオンが心配してくれるのは有難いけど、後ちょっとでいいからわがままを聞いて欲しいな












JI「 …しんどくなったらすぐ私に言ってよ? 」

『 はいは〜い 』












現在、私とジオンはダンススタジオを経営していて、ジオンは受付を主に担当していて私は講師

他にも先生は沢山いるけど、私のクラスが有難いことに人気で












JI「 もう今日はレッスン入ってないでしょ?私もこれであがるからご飯行かない? 」

『 え、行きたい!! 』












忙しくてなかなか行けなかったご飯に行けることになってルンルンで準備した

同じ職場だけど、会えない日が何日かあったから本当に嬉しい

ご飯屋さんについて、2人で乾杯をしてご飯を食べていたら隣の席の会話が聞こえてきた












「 SEVENTEENのLIVEの応募した!? 」

「 したした!!当たるかわかんないけどとりあえず楽しみ 」












"SEVENTEEN"というワードにわかりやすく反応してしまった

そんな私に気づいたジオンは店出ようかと提案してきたけど、大丈夫と止めた

もうなんとも思ってないと思ってたのに、自分が思ってた以上に彼のことを忘れられてなくてびっくりした

それと同時に、彼が人気になってることを実感した












JI「 …今度合コンでもする? 」

『 …お願いしようかな(笑) 』












もう、ちゃんと忘れないと

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