◇ ページ13
You side
JI「 あれ目合ったよね? 」
『 多分ね 』
JI「 Aの顔みて固まったんだよ!? 」
『 どうだろう(笑) 』
確かに、私を見て固まったんだろうけど、きっとスンチョルは周りのCaratたちに夢中だったに違いない
私なんか眼中に入れる暇すらなかったはず
JI「 ん?A電話来てるよ 」
『 あ、ほんとだ 』
そう言われて画面を開いた瞬間、心臓がドクンと大きくなった気がした
…スンチョルだ
固まった私に気づいたジオンが誰か聞いてきたけど、私は喉が詰まったように何も言えなかった
だからその代わりに画面を見せてあげると、私と同じようにジオンも固まった
JI「 えっ、えっ、出なよ出なよ 」
『 でもここで出たらまだ連絡先残してることバレちゃうよ…? 』
JI「 そんなの関係ないでしょ!Aはスンチョルと話したくないの? 」
『 話したい…けど、 』
JI「 だったら出ればいいじゃん 」
ひょいっと私の携帯を取り上げて受信ボタンを押してしまった
ああ…もう引き下がれない
『 …もしもし? 』
問いかけても向こうは無言
…え、これいたずら電話だったりする?
怖かった私は確認を含めて、
『 …スンチョル、だよね? 』
そう言った
そうだよという声を聞いて安心したと同時に懐かしさを感じた
『 どうしたの?急に電話してきて 』
SC「 あ〜…その、話したいことあって 」
『 話したいこと… 』
SC「 今日LIVE来てた? 」
そうだろうなとは思ってた
このタイミングで電話してきたってことは私にあの時気づいたってこと
『 行ったよ 』
SC「 やっぱり… 」
『 ファイティンって言ったの気づいた? 』
SC「 気づいたよ 」
『 よかった、気づいてくれてないと思った 』
Caratを見て幸せそうなスンチョルを見て、自然と出た言葉
気づいてなかっただろうし届いてないと思ってたのに
そんな会話が終わったあとすぐに静かになってしまった
SC「 その…さ、今何してんの? 」
『 今はダンスの先生してるよ 』
SC「 …そっか、ダンス… 」
今スンチョルが1番知りたかったのは私が何をしてるかだったのかな
ちょっとでも気にかけてくれてるのは嬉しい
でも、もう気にしなくていいんだよ
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晴 .(プロフ) - はるさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです😢 (10月22日 20時) (
レス) id: 9569ea54c3 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 晴.さんのお話を初めて読ませて頂いたのですが、こんなに泣いた小説は初めてです...!他の作品も読ませて頂きます。 (10月22日 3時) (レス) @page50 id: 7733f91c1a (このIDを非表示/違反報告)
晴 .(プロフ) - Natsukiさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです、、！ (7月16日 11時) (レス) id: 9569ea54c3 (このIDを非表示/違反報告)
Natsuki(プロフ) - 1度読ませて頂いたことのあるお話で、その時はまだ完結されていなかったので改めて読みに来たのですが本当に…本っ当に号泣しました、、(；；) こんなにもかっこよくて強いスンチョルさんとのお話が読めて幸せですありがとうございます🥹 (7月15日 14時) (レス) @page50 id: 1445cdbb12 (このIDを非表示/違反報告)
晴 .(プロフ) - びーちゃんさん» コメントありがとうございます！切ない展開もありつつキュンも頑張るのでまた何回も読み直してくれると嬉しいです！笑 (2022年11月23日 11時) (レス) id: 9569ea54c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴 .
| 作成日時：2022年11月14日 7時
