愛され(?)クチルズマンネ

珍しい喧嘩 ページ25

VERNON side












SG「 なんでヌナは…ヌナは言うこと聞いてくれないの!? 」

『 自分のことは自分で管理できるからスングァンは口挟まないで 』

SG「 っ…心配してるのに、 」

『 余計なお世話 』

SG「 っ〜…ヌナのバカ!!そんなヌナなんて大嫌い!! 」












練習室に響く親友とヌナの声

スングァンの声が響いた瞬間みんな静かになった












SC「 ボノナ、ちょっとスングァン見てきてくれないか 」

VN「 はい 」












練習室を出る前にヌナをチラッと見れば相変わらずクールな顔をしてた…けど

うっすらと浮かべる涙が見えて、ヌナもヌナで反省してるのかなと思った

スングァンの後を追って、自販機の近くにあるスペースまで来た












SG「 …言い過ぎちゃった 」

VN「 大嫌いなんて、思ってもないこと言っちゃったね 」

SG「 …慰めに来たの?なんなの? 」

VN「 慰めに来たんだよ 」












ヌナは?と心配するスングァンにヒョンたちがいるから大丈夫だと伝えれば安心した顔をした












SG「 でも…ヌナが悪い 」

VN「 スングァン 」

SG「 だって、休んで欲しいって、ちょっと休んだらって言っただけなのに 」












ヌナが冷たくあたるから…というスングァン

確かに、この最近ヌナは敏感だ

疲れてる時ほど敏感になりやすいから、みんなそんなヌナに対する接し方は知ってるはずなんだけど

相当スングァンも敏感だったって事だな












VN「 それでもさすがに謝らないと 」

SG「 …それは思ってるよ 」

VN「 さすがのヌナでも嫌いなんて言われたら傷つくよ 」












うん、と立ち上がって2人で練習室まで戻った

珍しい2人が、親友とヌナが喧嘩すると俺まで心痛くなるから

早く仲直りしてね

仲直り→←◇

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