好きなあの子の攻略方法。【孤爪研磨】

▶ステージ28 ページ35

※スラッシュ(///)注意
※研磨からの激甘注意

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それから数時間後。(▶ステージ27の続き)


お手洗いを借りて戻ってくると、研磨が手招きをした。

なんだろうと思って研磨の前に行くと、座ってと言われた。

素直に研磨の前に座ると、突然後ろから抱きしめられる。


『け、研磨？』

「……可愛い」

『うっ///』


ボソッと耳元で囁かれ、顔が赤くなる。

研磨に後ろから抱きしめられて、心臓の音が聞こえていないか心配。

というか、距離感近い……！///



『も、もういい？』

「だめ」


恥ずかしさに耐えきれず、なんとか逃げようとするも力を込められて逃げられない。

研磨の髪がさらさら当たってくすぐったいし、声は耳元で囁かれて照れる。

でも研磨は、「Aってちょうどいいサイズ感」とか言いながらぎゅーってしてくる。



『研磨、もう心臓が持たない……』


振り返り気味に言うと、研磨と視線が合った。

すこし目を見開いた後、私のほっぺに何か触れて解放してくれた。



――これって、



「ここは、また今度ね」

『……ハイ///』



研磨は唇を押さえながら、意地悪そうに笑った。

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