君と私の生きる意味 __ trsk ページ11
病んでます！
苦手な方はバック！
私は1人、屋上にいた。
下を見下ろし、大きく伸びをする。
大きく息を吸って吐いた。
ふぅー。
「バイバイ」
なんてつぶやいてみた言葉は風の音にかき消された。
よし、講義いこ。
「え！だめ！戻って！」
私が振り返ろうとすると突然屋上の入り口から誰かが叫ぶ。
びっくりした。
落ちるところだったじゃないか。
私はそいつを無視してフェンスを越え戻る。
「え、えらい素直だね。」
は？
別に死なないし。
誰だし。
私がそいつを無視して屋上から出ようとするとなぜか待ってと手を掴まれる。
めんどくさ、
てか誰。
「誰。」
「うわぁ喋った！」
誰だか聞いてるのに喋ったはないだろ。
「だから誰。」
「あぁ、数学科の鶴崎。」
「あぁ、テレビ出てる。」
「え！？俺のこと知ってるの！？！？」
学校の有名人くらいは知っている。
めんどくさいな、
「で、何。」
「え？」
「用件。私次講義。」
「え、なんで死のうとしてたの？」
いや別に死のうとしてないんだけど。
現に今死んでないし。
「死なないし別に。離して。私講義。」
「いや待ってよ。何しに来たの？とか聞かないの？」
いや、あんたに興味ないし。
なんで自分語りに付き合わなきゃいけないわけ。
「聞かない。」
「え！なんで！？！？」
「興味ない。私講義いく。離して。」
「俺と話そ！」
いや、こいつ耳ついてないだろ。
あぁ、もうめんどくさい。
仕方ない。
どうでもいい講義だし捨てるか。
「で、何しに来たの。」
「ん？飛び降り！」
ふーん、やっぱりテレビに出る人も大変なのね。
「で？」
「え、止めないの？」
「なんで止めるの？」
意味がわからない。
なんで止めなきゃならないんだ。
「止めて欲しいの？」
「いや、違うけど、」
「じゃあいいじゃない。飛び降りるなら私がここを去って5分経ってからにして。」
「あ、わかった。」
「じゃ、私行くから。」
講義には間に合いそう。
よかった。
「え、待ってよ！なんで止めないの？」
はぁー。めんどくさい。
どうして欲しいのか全くわからない。
「じゃああなたは読書をしようとしてる人を止める？」
「いや、止めない。」
「それと同じよ。じゃ。バイバイ。」
「待ってよ。」
「まだ何かある？」
めんどくさいんだけど。
どうして止めなきゃいけないのよ。
→
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はるむにに(プロフ) - いろさん» 私はこんなに可愛くはないけど、オタクな感じが私からきてるよ！笑 ちょ、まって、むり。が口癖です() 2年越しの返信(( (2022年4月21日 21時) (
レス) id: fbd714100c (このIDを非表示/違反報告)
いろ(プロフ) - 私の好きな夢主ちゃんは自分に自信なさげな夢主ちゃんです(まさかの正反対)でも元気なのも好き…好き！ってたくさん伝える感じの夢主ちゃん大好き… (2020年5月18日 11時) (レス) id: 5fbef9d1c0 (このIDを非表示/違反報告)
はるむにに(プロフ) - ちょこさん» ありがとう！！DM来てくれた方に投げつけさせてもらってるの。笑 需要とか聞けてほんとありがたいからさ、お礼にもならんくらいだけど。笑 (2020年4月11日 23時) (レス) id: 33dd96b3e7 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - 恋に飼われた犬…すき。 (2020年4月11日 22時) (レス) id: 87290c21e3 (このIDを非表示/違反報告)
はるむにに(プロフ) - てけまるさん» ノーベル賞どころじゃないねぇ、日本人が1人しか取ってない噂の何たらかんたらもきっと取れるよ。(知らんけど)笑笑 (2020年4月11日 21時) (レス) id: 33dd96b3e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるむにに | 作者ホームページ：
作成日時：2020年2月22日 0時
