私、潔癖症には慣れています。２ 【佐久早聖臣】

美味い話には上手い飯（？） ページ35

山下「今だ！」

リンちゃんが飯綱さんの背中を押した



古森・佐久早・A「(ナイス！)」


我々三人はグットサインした。



飯綱「おわっ！！だ、え、、あ、わるい。」


前に体勢を崩した飯綱さんの両手は



如月さんの肩に



『コングラッチレイション。』

リンちゃんとハイタッチ

山下「一仕事したんで今日はとりあえずラーメン行きましょ。」


古森「賛成！」

『佐久早君は？』

佐久早「、、、、、、、、、、、、、、、行く。

いい店ある。」


『やったー！』




四人の後ろでは

顔を真っ赤にして固まってしまった両者。



それにテンション上がって叫ぶ男バレと黄色い声でいっぱいの女バレ


二人とも距離近い、飯綱さんそろそろ動かないと如月さんがキュンﾀﾋにする。




挙句の果てにはキスコールが始まった。

これ、実はリンちゃんが全員に自主練に残ってくれと言って



飯綱さんと如月さんをそろそろくっつけよう計画だったらしい。


因みにからかい始めたのもリンちゃん

佐久早君と悪ノリしたのだ。



佐久早「もう片付け終わった。

後ろで密集してるからとっとと行くぞ。」



古森・山下・A「「『今いいとこなのに〜！』」」



佐久早「何人か撮影してんだから後で見れるだろ。」


古森「聖臣君は分かってないなあ〜」

山下「リアタイで見ることの良さを。」




この時後で見れるならいいやと思ってしまった私。



佐久早「つべこべ言わずさっさと行くぞ。」




なんだかんだ二人も「はーい」と返事してラーメン屋に行った。



『さっきのやつ後輩から送られてきた。』

山下「何人かに撮ってくれと言っといたんでフルだと思いますよ！」


佐久早「おまえが飯綱さんに話しかけたとこからしっかり撮れてる。」


古森「でもこれ大丈夫か？拡散されて逆に気まずい関係にさせちゃったりしない？」




『付き合ったみたいですよ。』

佐久早「ちょうど告白を如月さんが返事して終わってる。」


山下「みんないい感じに編集してくれちゃってる。」




とりあえず付き合えたなら良かった。


三人の話を横で聞いて黙々とラーメンをすする。




佐久早君は常連さんらしく、席もちょうどガラガラで

消毒までしてくれてる。




ラーメンも美味しいし、いい話題で盛り上がるし、



調子も戻った。






『は〜。。。幸せ。』

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