私、潔癖症には慣れています。２ 【佐久早聖臣】

いい朝とはこうゆうものか ページ29

Aside

んー、あっ


寝てた。


最後の記憶は


佐久早君が家まで送ってくれて


おんぶしてもらって


寝た。

結構やばいぞ。


すっごい迷惑かけた。


わざわざ駅まで来てくれて


家まで送ってもらって


眠いという私の休み不足なだけの事情を


わざわざ背負って

着いたら起こすって言ってたんだけど


きっと全然起きなかったから





完全にやらかした。


時刻は4時。


中途半端だけど


お風呂に入って


服を選択して


乾燥機にかけて


朝食を作って


食べて


お弁当を作って


今日から部活の朝練が始まるから


起きた時間が早かったこともあって


時間に余裕をもって家を出た。



一番早く着いたので鍵を取りに行って


ネットを張って


『男バレも確か今日の朝練は同じ体育館だったよな、、』


男バレの方のコートのネット張りと


ついでにドリンクも作った。


換気もして


待ってる間に自主練。


『早く来すぎた。』


床に寝転んでトス練、


ポス、ポス、体育館内に響く。


みんながいると聞こえない音。



佐久早「早くね。」

『昨日、、いや、12時過ぎてたから今日か。


さっきはありがとう。


今後から気おつけます。』


佐久早「。。。。おはよう。」


『おはよ』


佐久早「。。。。モップ掛けしたの？」


『してなかったらさっき風呂入ったばかりで床に寝転ばない。


因みにモップだけじゃなくて消毒もした。


ネットとドリンクやってあるから。』



佐久早「助かります。ありがとう。」


『、、、、準備したら対人しよ。』

佐久早「ん。」




対人してる間に一年生たちが来た


「え、体育館が、、、、あっおはようございます！」

「私たちがやらないといけないことなのに、

わざわざありがとうございます！」


『今日たまたま早く着すぎちゃっただけだから気にしないで』


古森「おっはよー！って、、聖臣早くね？


てか仕事も早い。」


佐久早「俺は特になんもしてない。全部早苗さん。」


古森「今日朝練なのにありがと！」


ピースサインで返答した。



ありがとうの響きが心地よい。


目覚めもなんかよかったし


今日から毎日4時起きにしよっかな。


如月「もう来てる！まさか全部Aにやらせちゃってた？

1年に言わないと。。」

『あ、私がやったのは男バレのドリンクだけです。一年生は働き者ですね』




良い先輩とやらにも。

お疲れ→←大好きな頑張り屋

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す