正しい笑顔の作り方 (ページ4)

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沈黙ページ4

目を覚ました。

起きても人間として生きるのかよ。。

そうそう、この声どこで、、、、、、

あっ津田健次郎さんだ。←

ジョーカー「聞えてますかー」

おっと、反応しないと。

はい、、、、、、、、、

、、、あれ？、、

ジョーカー「どうした。」

声が出ない。視界は結構クリアなのに、不便極まりない。
よくわからないけれど、耳もしっかりと機能してない。若干聞えるのだが何と言ってるのかも正直、視界から見えているものを頼りにこの人が言っていることをたっどってどう返事しようかと

ジョーカー「もしかして言葉わかんねぇー？」

私は顔を横に振った。

ジョーカー「聞こえてる感じか。別に言葉がわからないわけじゃないなら読み書きとかなら」

今の状況さえ把握できていないけれど、とりあえず手探りで進んでみるか。

私は頷き、紙とボールペンをもらった。

ジョーカー「名前は」

『A』(筆記です。)

ジョーカー「不自由なのは」

『・声が出ない
　・耳もほとんど』

ジョーカー「何か目的はあるのか」

『まったく』

ジョーカー「他に自分のことでわかることは」

『・18歳
　・東京にいた。
　・飛び降りた。
　・起きたらここ。
　・状況がわからない。』

私は同様に箇条書きでこの人に伝えながら頭の中を整理した。

学校で脱ぐことのなかった黒のタイツにスカートは短い方で着崩れはほとんどない。おそらく私自身何も革手ない感じか。

携帯と財布、、、そういや携帯は壊したんだっけ、見つかってもバッキバキだろうなー
財布も、、

『・携帯知りませんか。
　・財布も』

ジョーカー「これか？落ちてたぞ」

ごちゃごちゃとした机にどちらとも置いてあった。そのまま受け取って確認する。
財布話変わらず、携帯はやはり画面割れがひどかった。

ジョーカー「動けるか？」

『はい』

ジョーカー「とりあえずこちらの話をするからついてこい。」

状況の理解はできてる、ここは私がさっきまでいた世界じゃなくて画面で見てきた世界ということ。とりあえず物語のどこなのかを知りたい、その他含め把握できてから目的を決めるとしますか。

とりあえず、、、、、、すごく気まずい。しゃべれないからシーンとした状況でのこのこと歩いていく、地下を歩いてく足音に上からポタポタ落ちる水滴の音が響く。