私、潔癖症には慣れています。3【佐久早聖臣】

イタリアンに行ったリアン ページ7

お互い落ち着いた頃に


『毎日ありがとう周りの人達から聞いた』


佐久早「どんだけ待たせるんだよ。

似合ってる」


『えへへ、これって誰からか分かる？』


佐久早「、、、、、、、俺」


『まじか！私すごい気に入ったの。』


佐久早「良かった。今日退院？」


『うん。佐久早先生が荷物事送ってくれるみたい。』


佐久早「あ〜、諒くんか。」




そして二人で部屋に戻って荷物を取りに行った。



『家に帰ったらみんなに伝える。


でもバレー部には明日の朝練。

入院中の私が元気に朝練来たっていうサプライズ』



佐久早「それならあえて少し遅れて来る方がいい

全員居る時」


『じゃあ「練習始める」って感じになった時がいいよね。』


佐久早「今飯綱さんと古森に明日の朝練少し遅れるって伝えた。

俺もついてく」



『ありがとう。』



諒「おー！聖臣！今日早苗ちゃん手伝てくれてさ

やっと仕事終われたんだよ〜。

お礼になんだけど

荷物乗せて送ってく途中で

外食連れてってあげる！」



佐久早「いいけど。(一番喜んでるの諒君じゃん」


『やったー。』




ということでイタリア料理店


ベジタリアンのお客さんが多いから

栄養バランスがしっかり考えられているメニュー

あんまり嗅いだことがないけど

おいしいと分かるこんがりとした匂いは

店の前についたときから漂っている

そしてちょっとお高い




佐久早「俺は基本和食だからこうゆうの久しぶり」


諒「イタリア料理って出来立てが最高！

ここのシェフと知り合いでさ

予約したらいい席にしてもらっちゃった。

聖臣の話もしてあるからそんなに気にしなくていいよ笑笑」



佐久早「それならいいんだけどさ

できたてが美味いのは当たり前で

仕事ほったらかしていいの？」



『メニュー日本語じゃない。。。。』




イタリア語で文字がズラッと並んでるメニューとにらめっこ

その隣で元気な兄弟の言い合い。



聖臣が心配してるだけなんだけど


不器用になって嫌な言い方になっちゃって


それを分かってるからか

佐久早先生はほわほわとした感じ


マイナスとプラスって感じ。


横目で見てて


面白かったからこっそり撮って


アルバムに保存


顔は瓜二つだから


聖臣もそんな風に笑ったりするのかな




諒「聖臣は相変わらず優しいね笑」

佐久早「どこをどう見れば優しいんだよ」

諒「兄から見たらね。」


兄弟っていいな。

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