優しいおとんと息子 ページ44
＊
望 ｢ …っ、
…きらい、ならない…？ ｣
崇裕 ｢ もちろん。
のんすけがそんなに考えてくれて、
成長してるんだなって嬉しいぐらい。 ｣
望 ｢ んっ…泣 ｣
崇裕 ｢ ほら！もう大丈夫！
泣いてないで出掛ける用意すんで〜 ｣
そう言って
出掛ける用意をして車で向かう。
ご飯だけやなくて、
ちょっと服を見たりゲームしたりもした。
2人きりで特別感があって、
ほんまにほんまに！楽しかった。
崇裕 ｢ 真面目やなぁ…笑 ｣
望 ｢ だって… ｣
崇裕 ｢ そんなに慌てることないよ。
歯医者に行く時は、
淳太と照史にも付いてきてもらおっか。 ｣
望 ｢ …ど、して？ ｣
崇裕 ｢ どうしてでしょう？笑 ｣
望 ｢ ……わかんない、 ｣
ふふ…
と、笑われて頭を撫でられただけで…
結局、
なんにも答えは分からないまま…。
淳太と照史にも、
おとんが話ししてくれて。
明日はサッカーがあるから、
明後日に歯医者に付いてきてもらうことになった。
淳太 ｢ …のんちゃん、そんなことあったんや。 ｣
崇裕 ｢ せやねん。 ｣
照史 ｢ もう大丈夫そうなん？ ｣
崇裕 ｢ 大丈夫そうやけど一応。
過呼吸起こしかけたのもあるし、
ちゃんと見ててあげたいからよろしく。 ｣
淳太 ｢ もちろん、全然大丈夫。 ｣
照史 ｢ そんなに思い詰めててんなぁ… ｣
崇裕 ｢ うーん…
優しくて色々考えられる子やから余計かな。 ｣
照史 ｢ 気にせんでええのになぁ… ｣
淳太 ｢ んー。
それもあるけど、
おとんのこと好きやからやろ？
どうしても嫌われたくなかったんやろ。 ｣
崇裕 ｢ 確かに、
嫌いならん？とは聞かれたけど… ｣
淳太 ｢ 多分そこが、
本人は気づいてないかもやけど…
内心、1番引っかかってたんやと思うで ｣
照史 ｢ たしかに。
ほんっまに好きやもんなぁ…
俺が小4の頃なんて、
おとんのことそんな風に考えてへんかったけどな、笑 ｣
淳太 ｢ おとんも含めて、
家族全員がのんちゃんに激甘なのもある、笑 ｣
照史 ｢ それはそう…笑 ｣
＊
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みぃたん(プロフ) - ポロさん» いつもお読みいただきありがとうございます！お仕事お休みの間はたくさん更新したかったので、そう言っていただけると非常に嬉しいです◎ 続編もこのあと用意して更新致しますのでまたお時間があれば見ていただけると嬉しいです🌈 本当にありがとうございます！ (2023年5月7日 22時) (
レス) id: 4e964c29d6 (このIDを非表示/違反報告)
ポロ - いつも楽しく読ませていただいています！GW期間たくさん更新していただき、毎日の楽しみになっていました！続編も楽しみにしています！いつもありがとうございます☺️ (2023年5月7日 0時) (レス) @page46 id: b7e0e8c2dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃたん | 作成日時：2022年10月28日 23時
