大好きなお兄ちゃん ページ3
＊
流星 ｢ ただいまー ｣
休日前、大毅に言われた通り
仕事終わりに実家に帰ってきた。
俺もやっぱ、
このままはあかんと思うし、
崇裕 ｢ おかえり〜
みんなー！流星帰ってきたでぇー ｣
そう崇裕が呼びかけると
色々なところからバタバタと…
相変わらず、
うるさi…にぎやかな我が家。
ま、それも嫌いちゃうけど。
崇裕 ｢ そや！流星さ……♪〜♪ ｣
大毅 ｢ はい、崇裕タイムオーバー！笑 ｣
崇裕 ｢ ……、行ってくるわ。 ｣
流星 ｢ どこ行くん？ ｣
崇裕 ｢ 望のバイト迎え。送ってあげてん。 ｣
流星 ｢ ほんま優しいな ｣
崇裕 ｢ 暇やったし普通やで〜 行ってきます！ ｣
そう言って部屋を出ていく崇裕。
大毅 ｢ おいこら！
なんで俺が迎えに行くとか言わへんねん！
崇裕行ってまうで、はよ行き！ ｣
流星 ｢ 帰ってきてからでええやん、 ｣
智洋 ｢ 皆おるより2人の方がええやん？ ｣
流星 ｢ 智洋まで…なんで知っとん、 ｣
智洋 ｢ 逆に大毅がこんな気が利くなんて…って感じ。
のんちゃんと流星の話した時に
すっごい寂しそうな顔してたから。 ｣
流星 ｢ … ｣
崇裕 ｢ はい、これ鍵 ｣
流星 ｢ え、崇裕… ｣
崇裕 ｢ 淳太と照史が追っかけてきたわ、笑
夜話すんかと思ってたけど、
ここまで来るのも考えたやろし早めがええやんな。
気ぃ利かんくてごめん。 ｣
流星 ｢ なんそれ、みんな知っとるやん、、 ｣
照史 ｢ ほんま手のかかる末っ子達やで…笑 ｣
淳太 ｢ はよ迎えに行かんと
めっちゃ待ったって拗ねるからはよ行き！ ｣
流星 ｢ ……行ってくる、 ｣
鍵を受け取って車に乗る。
｢ 行ってらっしゃい〜 ｣
｢ ごゆっくり〜 ｣
と、見送ってくれた兄達。
ほんま…
昔からこの人たちには叶わんわ。
流星 ｢ おかえり。乗りや。 ｣
望 ｢ ………なんで…流星くん…、 ｣
流星 ｢ 実家帰ってきただけやけど？
そしたら望の迎えいくって言うからきただけ。 ｣
望 ｢ …… ｣
流星 ｢ 乗らんかったら帰るけど？ ｣
望 ｢ ……乗るもん、 ｣
そう言って車に乗り込んだ望。
ちらちら…ちらちら…
望は気にして俺を見てきて
運転しにくさはMAX。
歯 痛いんやろな…
でも、
前のことが引っ掛かってるんやろな…
それが伝わってきて、
なんだか俺までも胸が苦しい。
＊
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みぃたん(プロフ) - ポロさん» いつもお読みいただきありがとうございます！お仕事お休みの間はたくさん更新したかったので、そう言っていただけると非常に嬉しいです◎ 続編もこのあと用意して更新致しますのでまたお時間があれば見ていただけると嬉しいです🌈 本当にありがとうございます！ (2023年5月7日 22時) (
レス) id: 4e964c29d6 (このIDを非表示/違反報告)
ポロ - いつも楽しく読ませていただいています！GW期間たくさん更新していただき、毎日の楽しみになっていました！続編も楽しみにしています！いつもありがとうございます☺️ (2023年5月7日 0時) (レス) @page46 id: b7e0e8c2dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃたん | 作成日時：2022年10月28日 23時
