大好きなお兄ちゃん ページ1
＊
流星 歯医者
望 高校2年生
ひと回りほど歳が離れている設定です。
＊
望 side
ズキン…
水を飲むと歯が痛む。
｢ のんちゃん？ ｣
望 ｢ …淳太なに？ ｣
淳太 ｢ …歯痛いの？ ｣
望 ｢ い、痛くあらへんっ ｣
淳太 ｢ 流星にみてもらい？ ｣
望 ｢ ちかくかびん やもんっ、 ｣
淳太 ｢ 知覚過敏でもましになるかもしれんで？ ｣
望 ｢ いいもん、流星くんは、、 ｣
学校から帰宅したあと。
淳太と一息ついてたら
歯を指摘されて素直になれんくて。
部屋に逃げた。
望 ｢ うー… ｣
意地張って水飲み干して逃げてきたから、
余計に痛みあるし最悪過ぎる。
痛いけど、歯医者は…、
照史 ｢ 望起き。夜ご飯やで ｣
望 ｢ んん…あきと… ｣
歯のことを忘れたくて俺は部屋で寝ていた。
ご飯…
望 ｢ 眠いからあとにする…明日土曜やし ｣
照史 ｢ 学校ないからって…、
まぁええわ。
淳太くんに怒られん程度にやで。 ｣
望 ｢ ん、 ｣
良かったのか…はわからないけど。
崇裕が仕事で遅かったので
後からお話しながら一緒にゆっくり食べた。
智洋 ｢ 今日長いなぁ。代わって？ ｣
望 ｢ あ、ごめん。 ｣
智洋 ｢ 熱心に歯磨きするんはいいけど…
なんか磨き過ぎてもあかんらしいで？
この間、流星が言うてた。 ｣
望 ｢ そうなん…
てか、流星くんにみてもろたの？ ｣
智洋 ｢ せやで。 ｣
望 ｢ 流星くん…怒る、？ ｣
智洋 ｢ 怒らんよ？ ｣
望 ｢ そっか… ｣
智洋 ｢ のんちゃんが言いたいこと
もしあるんやったら言うたらええと思うよ。
聞いてくれへんような人やないやんか。 ｣
望 ｢ … ｣
智洋 ｢ 歯のこととかは全然知らんけど。
…流星となんかあった？ ｣
望 ｢ なんもあらへん ｣
智洋 ｢ そう？
…まぁ、
なんか困ったことあったら言うてな？
ちゃんと聞くから。 ｣
望 ｢ ん、ありがと ｣
そう言って部屋に戻る。
いつも歯のこととか…
そういう所には上3人みたいに言ってこんけど。
智洋は無駄に鋭い…。
｢ もう流星くんには頼らん ｣
前の治療がとっても痛くて…
放置した俺が悪いんやけど…
そうやって
治してくれた流星くんを傷付けて…
｢ 別に望の好きにしたらええよ ｣
と、流星くんに言われた。
流星くん以外の歯医者さんなんて、
無理なんは自分でも分かってんのに…
なんでそんなこと言うてもたんやろ…。
＊
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 230人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みぃたん(プロフ) - ポロさん» いつもお読みいただきありがとうございます！お仕事お休みの間はたくさん更新したかったので、そう言っていただけると非常に嬉しいです◎ 続編もこのあと用意して更新致しますのでまたお時間があれば見ていただけると嬉しいです🌈 本当にありがとうございます！ (2023年5月7日 22時) (
レス) id: 4e964c29d6 (このIDを非表示/違反報告)
ポロ - いつも楽しく読ませていただいています！GW期間たくさん更新していただき、毎日の楽しみになっていました！続編も楽しみにしています！いつもありがとうございます☺️ (2023年5月7日 0時) (レス) @page46 id: b7e0e8c2dc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みぃたん | 作成日時：2022年10月28日 23時
