大切なこと。 ページ10
＊
雅紀 side
翔にぃと話してからすぐに、
｢ 和、明日医院おいで。 ｣
と、メッセージを送った。
既読無視。
｢ 痛いとこ治してから、
俺も一緒に翔にぃのこと考えるの手伝うよ！ ｣
そう送れば…
｢ お願いします ｣
と、一言だけ。
時間を送って、
当日、さとにぃと医院で待つ。
さとにぃは関与するつもりは無いらしく、
スタッフルームに入って、部屋の整理をしていた。
雅紀 ｢ おっ！久しぶり〜。
遅れてくるかと思ったけど、
ちゃんと余裕もってきたじゃん。 ｣
和也 ｢ まぁくん…ごめんなさい… ｣
雅紀 ｢ 俺に謝ることはないよ。
来てくれてありがとう。
ごめんね、
ちょっと意地悪しちゃったね。 ｣
和也 ｢ んーん、
考えないといけないことだから…… ｣
雅紀 ｢ うん。
そこまで分かってたら大丈夫。
にぃもなんとか一緒に考えてあげるからさ。 ｣
和也 ｢ …うん、 ｣
雅紀 ｢ 今も痛い？ ｣
和也 ｢ うん…… ｣
雅紀 ｢ 治そっか？ ｣
和也 ｢ …っ、怖い、 ｣
雅紀 ｢ 怖いよね。そうだね。
でも、ここまで来たってことは…
和も治したいと思ったんだよね。 ｣
和也 ｢ ……ん、 ｣
雅紀 ｢ 大丈夫だよ。おいで？
なるべく怖くないようにするからね。 ｣
和也 ｢ ん ｣
ぎゅっと唇を噛み締めつつも、
俺の伸ばした手に手を重ねてくれた。
和也 ｢ ……っ、 ｣
雅紀 ｢ 大丈夫、まだなんにもしてないよ。 ｣
和也 ｢ うん……。 ｣
雅紀 ｢ 椅子座れる？ ｣
和也 ｢ …… ｣
雅紀 ｢ まだ難しい？ ｣
和也 ｢ …んーん、 ｣
雅紀 ｢ じゃあ頑張ってごらん。 ｣
俺はゆっくり準備しながら、
和が座ってくれるのを待つことに。
怖い気持ちと、
治したいという気持ちが、
和の中で葛藤してるのは伝わって。
きっと、来なかった間も、
和の気持ちは葛藤していたんだと思う。
＊
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みぃたん(プロフ) - 翔担さん» こんばんは。ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです。それにリクエストまで……！感謝です。このお話の後に書かせていただきますね！更新はマイペースですがこれからもお付き合いいただけると嬉しいです。いつもありがとうございます！ (2021年10月3日 23時) (
レス) id: 4e964c29d6 (このIDを非表示/違反報告)
翔担(プロフ) - こんばんは！更新楽しみにしてました。リクエストがあるんですが末ズの2人が虫歯隠してて兄（大ちゃんと翔くん）に見つかり治療されるが嫌で逃げてしまうというのを書いてもらいたいです。ちなみに相葉くんは中立の設定でお願いします。 (2021年10月3日 4時) (レス) id: ba96dbe8da (このIDを非表示/違反報告)
みぃたん(プロフ) - まなさん» まなさん、ありがとうございます！なるべく更新頑張ります！ (2021年7月24日 9時) (レス) id: 4e964c29d6 (このIDを非表示/違反報告)
まな - おもろ！！ (2021年5月23日 22時) (レス) id: 3164f0f388 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃたん | 作成日時：2021年5月3日 0時
