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＊
智 「 んふふ、
まぁ…難しい子だよね。
歯医者も苦手なのに
結局、歯医者になっちゃったし。
兄貴が歯医者じゃなかったから
余計、俺のこととかも考えてくれたんだろうけど。
小さい頃からいつも周りに和くんは歯医者さんだねーって言われ続けたからね。 」
潤 「 そっか…。
でも、今はきっと誇りに思ってると思います。
治療受けてても真剣なの伝わるので 」
智 「 んふふ、そうだね。
俺もちゃんとそこは伝わってる。
それに最近は…
前よりもっと良くなったし。
潤くんが来るようになってからだよ。
無意識なんだろうけどね…
ちゃんと自分の意見も前よりもしっかりと伝えてる。 」
…そっか、和もう出来てんじゃん。
潤 「 ふふ…そうですか。
大人になってからは、
俺の方が和に助けられてんだけどなぁ〜 」
智 「 んふふ…それは良かったよ。
海外とか行くんでしょ？
うちの家にまでお土産とかありがとうね。 」
潤 「 あ、いえいえ。
歯医者にお菓子とかどうかなと
最初はずっと迷惑かと思ってたんですけど…
和がいつも喜んでくれるんで。 」
智 「 和はもちろんだけど…
特に和の兄貴が和の友達は最高だー！
っていつも叫んでてねぇ…
だから本当に安心してね…笑 」
潤 「 そんなにも、
喜んでもらえてるなら良かったです。
また行ったときには持ってきます。笑 」
智 「 んふふ、
今後も楽しみにしてます…笑 」
潤 「 はい！笑
そろそろ俺は帰りますね。
…あ、和は起こさなくて大丈夫です。
来る時に聞いた話だと数日前から痛んでたみたいで…あんま寝てないっぽいですし。
今日のリベンジ飯もあるんでまた来ます。 」
智 「 んふふ…ありがとう。
本当にヒーローみたいな人なんだね。 」
潤 「 え？ 」
智 「 潤くんは本当に
ヒーローだ。って何度も言われたよ。
でも、その意味が分かるよ。 」
そういった親父さんは、
「 これからも和をよろしくお願いします 」
と…
こっちがそれを
言わないといけないぐらいなんだけどね。
今日は親父さんと話して、和が
本当に俺のこと思ってくれてるのがわかる。
そう思ってくれてたことも嬉しいし…
俺だって和のこと、
大切に思ってるからさ。
これからも大切にしたい。
＊
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作者名：みぃたん | 作成日時：2020年2月5日 21時
